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2004/12/15

こぶしの名の由来?

20040914この写真今年撮ったものの中ではとくに気に入ったものです。こぶしは早春の青々とした空を突き上げるように枝を伸ばし、その先に真っ白い花をつけます。早春のシンボルです。今年阿蘇高原の中腹にあるT社の研修所の庭を、早朝に散歩していると変わった実が一房ブドウのように枝に生っていました。はじめてみるものですし、色の渋さに惹かれてシャッターを切りました。この実はこぶしの木に生っていました。そうこぶしの実なのです。はじめてのはずはない、どこかで見ているはずですが若い頃は目に入っていなかったのです。若い頃は早春の花、初夏の緑夏山の峰、秋はせいぜい紅葉の美しさと派手な勢いのいいものにカメラがむいていました。老中になって山歩きを再開し、しばらくして気づいたのがこのことです。足元の花、枯れた木々、苔の緑に視線がとまり気がついたらシャッターを切っています。デジカメになって便利になったのは、マクロから広角,望遠とレンズを交換しなくても写真が撮れます。重量も1/4気軽に歩きながらシャターを切ることができるようになりました。今年はデジタル一眼レフが各社から出でてきたので、しばしば物欲しげにカメラ店の店頭を眺めていますが、重さを考えると、開きかけた財布の紐を閉じてしまいます。山歩きにカメラの重量、レンズ交換の手間が惜しくなるのも老中なるが所以の所作かもしれません。しかしおのずからこぶしの実に視線が止まり、チングルマの朝露に目が留まるのも老中を生きる楽しみでもあります。

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コメント

私は二十代後半まだまだ派手なモノが好きです。どのようにしたら印象に残るだろう、目立つだろうと考えてしまいます。(結果はどうか解りませんが・・・)年齢層の違う方と接するありがたさはこの視線の違いもあるのですね

投稿: 山本権兵衛に憧れて | 2004/12/15 12:38

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