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2005/06/27

東京ビックサイトに「中小製造業の活力を見る」

p1000009 2005年6月22日久しぶりに東京ビックサイトへいきました。ユリカモメから見る東京はいつ見ても、これが東京か?とその変貌振りに驚くばかりです。目的は「第9回機械要素技術展」です。技術展は540社が自社の製品、作品を持ち込んで、賑やかに技術をアピールしていました。
 昨年12月(財)やまぐち産業振興財団主催の「自立化塾」に参加した企業のうち、4社がこの技術展に出展していました。車輌の運転台を製作している(株)アクシスの社長は、台湾新幹線の写真の前で、「こういうところで、自社の技術を見てもらうことが、社員の誇りになり、自信になります。明日も新たな社員が上京します。」「次は時速360キロ次世代新幹線です」と、にこにこしながら語っていました。

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2005/06/26

「小さなトップ企業」は棲み分けから

是非お手元の日経ビジネスを手に取ってみてください。日経ビジネス2005年6月27日号に「小さなトップ企業」というタイトルで、クマクラという中小企業が特集されています。昨年、(財)東京都中小企業振興財団主催の研修「自立化塾」を担当した折に参加いただいた企業です。社員21名でシェア40%ですから、まさにタイトルどおり小さなトップ企業です。業務用海苔の自動切断機という狭い分野に棲み分けて、しっかり自社のポジションを築いています。キャノン、東芝といった企業の部品加工の下請けだった会社が、硬いものを切っていたその精密加工の技術で、異業種でしかもあの脆い海苔を切るというのですから驚きです。

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2005/06/24

東条英機のお孫さん

このところ靖国参拝問題から、東条英機のお孫さんが表に出てきます。小、中学生時代を、巣鴨プリズンの隣の板橋区で育った私は、巣鴨プリズンへ何度となく町内会の子供会で同級生の父親の引率で慰問にいきました。その同級生は戦災孤児、引率した父親は養父です。その後所内の戦犯と称された方々と文通をしたことを思い出します。小学生の手紙がどれほどお役に立ったのか知るよしもありません。シベリア抑留から帰国し病弱だった父親が「お前も少しはいいことしてるんだな」と珍しく誉めてくれました。東京裁判でのA、B,・・・戦犯のことはたしかに法的にも対外的にも間違っています。

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2005/06/22

靖国参拝問題に一言

小泉首相の靖国神社への参拝が国内外で問題になっていますが、議論は藪の中の蛇のをつついているように思えまます。わざわざ問題を分けて議論しないで混乱させ、政府はどこか目的の地へ導こうとしているのではないかと疑いたくなります。次の四つに整理してその上で考えてはいかがでしょう。1.中国、韓国からの参拝への抗議、2.A級戦犯合祀、3.太平洋戦争は侵略戦争かか自衛の戦争か4.靖国神社建立の経緯。

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2005/06/21

円空の慈愛の彫像

<円空不動明王(栃木県清滝寺蔵) imge
かねてから興味を持っていた円空の彫像を拝観にいきました。デザイナー会社を経営する縁者http://www.leonore.jp/index.htmlが横浜そごう美術館で開かれた円空展のポスターなどをデザインして、その縁でチケットを送ってくれたのです。円空の作品はすべて素木に彫刻したもので、鉈目も粗々しく、素朴に彫ってありますが、活き活きした躍動感に溢れ、歓喜に溢れています。観音菩薩や地蔵菩薩のお顔が慈愛に満ちているのは分かりますが、なぜか不動明王や閻魔大王、仁王様の憤怒の顔も口元、目元が微笑みかけています。円空は1632年美濃にうまれたのですが、出身地の美濃、尾張に留まらず、北陸、関東、東北、北海道と行脚しつつ、修験道や白山信仰といった神道と仏教との神仏習合を十二万体の彫像に刻み込んでいます。現在円空作と確認されている彫像は五千二百余体ありますが、一般庶民の魂の救済、豊穣の祈りを込めた神仏像は自然と神仏習合へと向かっていったのでしょう。

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2005/06/20

庭の黒すぐり

毎年梅雨入りしてアジサイの花を見る今頃、年に一度の楽しみがあります。庭の一株の黒すぐりの木が、たっぷり小さい赤い実をつけます。家内が数粒残して収穫してジャムを作ってくれるので、ヨーグルトに入れて食べるのです。甘酸っぱい味と香りを数日楽しむことができます。娘が買って来くるカシスのケーキとは、また違った味わいです。

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2005/06/16

コストはかけるもの

「コストがかかって・・・・・」と嘆く経営者を多くみかけます。「社員にコスト意識を植え付けて欲しい」といった要請もしばしばあります。しかしよくよく考えてみていただきたいのです。”コストはかかるもの”と考えていると、「コストダウン」「コストダウン」とひたすらコストダウンへの掛け声が強くなり、削ることばかり考えてしまいます。そうすると、まず社内に摩擦が起こるようなことを避けて、削りやすいものから削ってお茶を濁してしまいます。一番削りやすいコストはお客様に関るコストです。社内は揉めますが、お客様は黙って去っていってくれます。そして

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2005/06/11

「クレジット社会へ危険な社会へ」と突進する日本

二日ほど前、帰宅するなりかみさんに「なんでサラ金なんかからお金を借りたのよ!」といい年の老中が怒鳴られ、身に覚えのない罵声に身をすくめてしまいました。しかし突きつけられた預金通帳をみるとしっかり金利が引き落とされています。さて一ヶ月前なにがあったのだろうか、なかなか思い出せないのです。やっと銀行のATMで預金を引き出したことを思い出しました。急いでいたのできっとうっかり銀行のATMにクレジットカードを突っ込んでしまったのでしょう。暗証番号は一緒ですから、シームレスにお金が出てきてしまいます。自分では自分の預金を引き出したのであり、借りた自覚はなかったのです。せめてコンピュータなのだから「カードが違います」とか注意を促してくれてもよさそそうなものですが、銀行にとってもクレジットカード会社にとっても、シームレスのほうが「お客様に便利」=「カモを捕まえやすい」ということですね。こんなに簡単にお金が借りられてしまうことは恐ろしいことです。

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2005/06/08

コンスタンチノープルの陥落

<おしゃれなスカーフのトルコ女性> pict0218 最近の日本人はイスラム教といえばパレスチナ、イラク、アフガニスタンなどのテロを想像し、過激なイスラム原理主義をイメージしてしまいますが、これは欧米やロシアが原因を作っているのです。トルコもイスラム教ですが、ケマル・パシャが共和国を建国してすぐに政教の分離をし、学校、官庁では女性が黒いベールで頭を蔽い、黒い服を着たりすることを禁止しています。それからすでに八十余年経っています町を歩いてもさすがに日本の若い女の子のようにミニスカートで男を挑発するような姿はみられませんが、イスラムの寺院の中でも写真のように色とりどりのスカーフで個性をだしています。年配の女性はスカーフの縁を自分で刺繍をして纏っています。日本人の世界史は西欧史ですから聖地奪回の十字軍、虐殺の帝国オスマントルコと刷り込まれていますが、中央アジアの視点から歴史を見直すとそれはまったく一面的な見方です。

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2005/06/02

八ヶ岳を歩く

  <朝日に残雪が映える盟主赤岳>pict0048   2005年5月28日茅野駅から乗った諏訪バスを終点美濃戸口で下車、十名ほどの乗客はすべて登山客、三々五々それぞれ今日の目的の小屋を目指して歩き始めました。僕の今日の行程はところどころに残雪の残る樹林帯を抜け、標高2、800メートルの阿弥陀岳を経て、八ヶ岳最高峰赤岳2899メートルの頂上を目指します。泊まりは赤岳頂上小屋、名前に偽りなく、頂上そのものに建っている山小屋です。五年前下車したときは夏の暑い日でした。満員のバスから吐き出される登山客めがけて「朝食はバイキング、シャワーつきです」「予約をどうぞ」と山小屋の案内から声がかかります。2、800メートルの稜線の小屋で、朝食バイキング、風呂付とは35年前、若い頃の登山風景とは様変わりです。呼び声と温泉と天秤に掛けて赤岳頂上直下の赤岳鉱泉小屋を選びましたが、今回は温泉と頂上のご来光を天秤に掛け、温泉の楽しみは翌日に回して好天に賭け頂上小屋を選んだのです。

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2005/06/01

5.1サラウンドの「これぞ顧客満足」

昨年の今頃5.1サラウンドのスピーカーシステムを購入しました。Nakamichiのオーディオシステムといえば、ハイエンドの製品で知られていています。音楽通ではない僕としては欲しいとは思っても買うという行動には至らなかったのです。そろそろ5.1サラウンドでDVDを見たいと思い、ボーズのフロントスピーカー2個でリアスピーカーの要らない配線が最小限ですむシステムを買いたいと有楽町のビックカメラに行くたびにボーズコーナーをみていました。いよいよという時に眼に留まったのが中道仁郎さんの「niro1.com 」がスピーカーは1個でいいというのです。それなら配線はいたって簡単その上、配線が部屋を這い回る見苦しさもありません。おまけに価格が驚くほど安いのです。ボーズの半分以下、あのNakamichiがこんなに安いものを出すのかと信じられなくて、インターネットで調べまくったら、正真正銘あの中道仁郎さんの作品なのです。早速注文して購入しました。

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