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2005/06/24

東条英機のお孫さん

このところ靖国参拝問題から、東条英機のお孫さんが表に出てきます。小、中学生時代を、巣鴨プリズンの隣の板橋区で育った私は、巣鴨プリズンへ何度となく町内会の子供会で同級生の父親の引率で慰問にいきました。その同級生は戦災孤児、引率した父親は養父です。その後所内の戦犯と称された方々と文通をしたことを思い出します。小学生の手紙がどれほどお役に立ったのか知るよしもありません。シベリア抑留から帰国し病弱だった父親が「お前も少しはいいことしてるんだな」と珍しく誉めてくれました。東京裁判でのA、B,・・・戦犯のことはたしかに法的にも対外的にも間違っています。

しかしお孫さんといっても私と同世代、母親が2歳の僕を抱いて必死にハルピンから朝鮮半島を南下、からくも帰国をしたころ、あのテレビの中のお孫さんはどんな暮らしをしていたのでしょうか?こちらから穿り出して言うこととは思ってはいませんが、せめて否応もなく「お国のため」「大東亜共栄圏のために」苦渋を舐めた我々庶民の前に直接出てこないで、静かに穏やかに暮らしていただきたいものです。寝た子を起こさないで欲しいものです。子供のころ父親から広田弘毅、今村均といった方々の話を聞きましたし、長じては城山三郎の小説などで読んだ範囲の知識ですが、お二人とも立派な責任の取り方であったと見聞しています。テレビの中で見る限りですが、お孫さんの立ち居振る舞いをみると、お爺さんの風貌に似ているなあと思うのは、私だけの被害者意識の故でしょうか?

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コメント

戦犯でも身分の上下があるのが日本の現状です。東条さんのお孫さんが何故あのように平穏に暮らせたのか、親が憲兵だったことから、逃げ回り親の名を隠し、悲惨な戦後を生き抜いた人もいます。国の経済の中枢にかかわって、親の名を公言できる人もいるんですよ。

投稿: 心象仙人 | 2005/06/25 01:01

失礼なことですが、私は想像することで、いっぱいですが、ご子息の姿を見るのも辛いというのは解ります。私は、思うのです。はたして歴史を真摯に解ろうとしている人がどれ位いらっしゃるのか?このような事を言える分際ではありませんが・・・

投稿: 雑草 | 2005/06/24 12:22

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 韓国の「親日財産還収法案」が話題を呼んでいます。李完用(イ・ワニョン)、宋秉畯 [続きを読む]

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