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2005/07/05

名経営者小倉昌男逝く

宅急便の小倉昌男さんが逝くなりました。ご冥福をお祈りいたします。戦後の数少ない名経営者のお一人ですが、引き際まで企業の業績が問われ、冥土に旅立つまで、伝えてきた理念が問われるのですから、巷から名経営者といわれるのは大変難しいことです。5,6年前に友人から頼まれて経営者の在任中の経営分析をしたことがあります。日本の著名企業の数社を一年二年などと短期的に区切らないで歴代社長の在任期間トータルで経営分析してみようというわけです。

そのときヤマト運輸の分析もやったのですが、ヤマト運輸では、宅急便をはじめて以来日本中にネットワークを張り巡らすまで、延々とインフラへの投資を続けていきます。受け継いだ後継社長も途中でやめることはできないのです。理念は言葉ではなく、延々と気の遠くなるような投資を続けるという行動で、作り上げてきたことが名経営者といわれる所以です。株主資本主義の時代といますが、配当、高株価と株主の目先主義にとらわれていてはできないことです。株主資本主義は名経営者の生まれにくい時代なのではないでしょうか?

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コメント

会社をこのような姿にしたいという想いがあっても先日のスズキの株価のように鈴木修氏が『将来のためにはこの投資は必要なのです』と説明しても株主が評価してくれず、株価が下がりましたよね。時間の流れが早すぎて短期的に結果が出せないと評価してもらえないのかなと、思うことがあります。

投稿: 雑草 | 2005/07/06 07:57

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