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2005/08/27

薬師岳から槍ヶ岳へ(5)-槍ヶ岳讃歌-

<早朝7時双六岳からの眺望東鎌尾根と穂高連峰を脇侍に屹立する槍ヶ岳>2pict0058 今回山旅の目標は槍ヶ岳です。8月9日の14:30に槍ヶ岳山荘にたどり着いたのでこの調子なら、南岳小屋まで足を伸ばして、明日の予備日使って北穂高岳まで足を伸ばそうかと、10名くらいしか頂上に立てない槍ヶ岳の頂上で思案したのですが、ツアーで登ってきた老中のおばさま達の傍若無人な振る舞いに、槍ヶ岳の頂上への往復に時間を取られ山荘へ戻ったらすでに16時、やむなく山荘に泊まることにしました。

その夜談話室で缶ビールを飲んでいると、老中仲間とおぼしき風貌の男性が、スクリーンに投影する槍ヶ岳の写真の前で話を始めました。山岳写真家の近藤辰郎さんがご自身の著書「槍ヶ岳讃歌-孤高の峰を見つめて-」http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/edit-review/4635546373/249-3821631-9348364に掲載した写真を投影しながら、写真撮影の苦労話をはじめたのです。厳冬期の北鎌からの槍ヶ岳などなど、登山も写真も素人の僕にとっては想像するだけでワクワクする世界です。プロのカメラアングルを学ぶこともできましす。素人の我々に誇るでもなく、穏やかにシャイな語り口で語る著者の暖かい人となりが伝わってきます。山の写真を撮っているときが一番心地よい、自然が大好きという笑顔で、円熟の中に1935年生まれを感じさせない若々しさが溢れていました。きっとこの写真集に著者の人生も凝縮されているのでしょう。著者の年齢まであと八年あります。まだまだ歩けそうです。翌朝は今回の山旅では、はじめて朝から土砂降りの雨、山荘を出ても周囲はまったく見えません。穂高は又の機会に残して、早々に下山をすることにしました。それにしても頂上往復に手間取っていなければ、先を急いで南岳小屋に泊まっていたでしょうから、近藤辰郎さんの槍ヶ岳讃歌と出会うことなく、雨の中おっかなびっくり穂高の岩場を歩くことになっていたでしょうから、おばさんツアーの渋滞に感謝です。

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コメント

若いツアーコンダクターが我々個人の登山者をないがしろにして、おば様を大事にして庇うのです。お客様だからムリもありませんね。それにしても昔はまず近くに低山から慣らして徐々に高い山にチャレンジしたものですが、まったくの初心者が突然3,000メートルに来てしまうのですから驚きです。ツアコンにはマナーも教える先生であって欲しいですね。

投稿: 懐中電灯 | 2005/08/27 21:38

すごい偶然ですね。
私失礼かも知れませんが先生がおばさん達に、お困りの様子を想像して、とてもおかしかったです。

投稿: 雑草 | 2005/08/27 14:06

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