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2005/08/08

ローマから日本が見える

塩野七生著「ローマから日本が見える」が6月30日に出版されました。大のフアンですから早速読みました。2002年に出版した写真や挿絵がたっぷり入った大判の「痛快!ローマ学」から写真、挿絵を削除して本文中心に改稿して出したものですが、両方読んでみてわかったことは挿絵、写真たっぷりでビジュアルなほうが読みやすく、理解が深まるというの必ずしもあたらないということです。ビジュアルなものはつい写真挿絵に眼移りして、大事な本文が疎かになります。写真挿絵が少ないと、本文に集中するので、自分の頭でイメージを作るので、その分楽しむことができます。二冊を比べながら楽しむことができました。すでに毎年一冊ずつ出版される「ローマ人の物語」を恋人を待つように、待ち遠しく楽しみに待っていますがすでに13巻を数え残り2巻になりました。

「ローマから日本が見える」は単に「ローマ人の物語」の抜粋ではなく、”いまなぜローマなのか”をテーマに書かれています。サブタイトルに「生き残れるのは、自己改革に成功した者だけである」とあります。今この日本が直面する国の有り様も、企業の有り様もそしてエリートの有り様もすべてこの一冊に込められています。ローマ人の物語は年に一冊待ち焦がれて読んでいるうちに13巻が書棚に並んでいます。書店の店頭で並んでいる姿をみると、今から読み始めるとするとちょっと臆してしまいますね。過ぎ去った過去は短く感じるけれど、これからの未来は遠く感じてしまうのと同じ感覚です。13巻並んだローマ人の物語に臆してしまったひとも、この本を読むとチャレンジする意欲も湧いてくると思います。

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コメント

『ローマから日本が見える』読んでみようと思います

投稿: 雑草 | 2005/08/13 13:58

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