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2005/09/13

ふうてんの寅さんと柴又駅

何作目だったのか、タイトルがなんだったか覚えていないのですが、十数年前テレビで放映された「ふうてんの寅さん」のラストシーンを今でも時折思い出します。一度しか見ていないのに、途中のストーリーはさっぱり覚えていないのにです。たしか高校生に成長し多感な、さくらの息子が夕暮れの柴又駅までおじさんを送りながら「寅さん人間てなんのために生きるんだろう」と聞くシーンです。

寅さんは「長い間生きていると、ときに『生きていてよかった!』と思うときがあるんだ」「ひとはそのときのために生きていくんだよ」と答えています。つい毎日お酒が飲めて、ご馳走が食べられる今日の日本人は毎日がハレなので「ハレとケ」の違いを忘れてしまいますが、平凡な日々の中にときに「ハレ」がある事、「ハレ」とはそういうものだと、寅さんは伝えたかったのでしょう。1996年8月4日いつものように柴又駅から夕暮れの電車に乗って冥土へ旅立っていきました。柴又駅は冥土への入り口なのでしょうか。きっと「いよ!」と右手を上げていつかまた戻ってくるのでしょう。寅さんのような旅名人になりたいと念じています。

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コメント

『生きていて良かった』なかなか体験できない感覚ですね。私も本当に数少ないですけど確かにありますね。それを希望というのでしょうか?またいつの日かそういう体験が出来るじゃないかと。

投稿: 雑草 | 2005/09/13 08:00

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