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2005/09/13

錦の御旗は「改革」

衆院選は自民党自身も驚く劇的勝利に終わりました。私自身もまったく読み違っていました。郵政改革法案はすっかり骨抜きで、とても改革といえる代物ではないと思っていました。猪瀬直樹さんが頑張っていますが、道路公団改革もまったく名ばかりでしたから、郵政改革も同じ、小泉改革は偽物と思っています。しかし改革は内容の真偽はどうでもよかったのです。1868年の鳥羽伏見の戦いを想起します。薩長軍と徳川軍が対峙した時点では、まだ徳川軍に分がありました。しかし突然薩長軍に錦旗が揚がり、これで勝負が決まりました。

薩長軍が官軍になり徳川軍が賊軍になってしまいました。そのときの錦旗は下級公家の策謀家岩倉具視のアイディアだそうですが、急ごしらえに仕立て直した舞妓の帯だったそうです。真偽の中味はともかく「改革」が錦旗だったのです。自民党内の造反のレッテルを押された法案反対者も改革派であるはずの野党民主党も、参院否決の瞬間「保守派」「反改革派」の賊軍になっていたのです。鳥羽伏見の戦いのひそみに倣うなら岡田民主党が錦旗を用意するはずですが、小泉幕府が錦旗をもっていたのですから歴史は繰り返さない?こともあるのですね。1868年は連立野党が錦旗のもとに士農工商の身分制度の改革、廃藩置県(世界史にも例のない無血大改革)など明治の大改革を成し遂げましたが、今回は与党が錦旗を掲げています。真の改革はできるのでしょうか。1868年の政変に錦旗を与えたのは朝廷側、今回錦旗を与えたのはわれわれ一般庶民です。早くも消費税増税、改憲が取り沙汰されています。改革の痛みはさらにわれわれ庶民に向かうのは必定です。「えじゃないか」「えじゃないか」

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コメント

もう監視はムリですね。4年間は2/3ですからね監視というなら2/3を差し出してはいけないのです。庶民は権力者に絶対権力を与えてはならない、これが弱者の生きる道です。月曜日は呆然としてしていました。予想通り今朝はもう定率減税廃止の記事がでています。

投稿: 懐中電灯 | 2005/09/14 13:16

本当にビックリでしたね。
圧勝でしたね。あるアナウンサーが言っていましたが『応援しながら監視も続けていかないといけませんよ』とそうですよね。自民、公明で改憲できる3分の2以上になりますもんね。

投稿: 雑草 | 2005/09/14 08:24

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