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2005/09/08

小泉郵政改革の本音は?

解散を前に小泉首相はチキンレースに強いと書きましたが、本当に強いですね。亀井さんはじめ法案反対組みは見事にやられてしまいました。民主党も庶民も皆方向感を失っています。参院での否決直前までは、道路公団民営化と同じで郵政改革法案は改革というなの温存だと多くの識者も発言していましたし、僕自身も今でもそう思っています。いよいよ選挙ですが、論点を整理していくと小泉、竹中政権は本音では郵便事業はどうでもよくて約350兆円といわれる郵貯、簡保の庶民の預金を手放したくないのではないでしょうか?そのための郵便事業と金融事業を一体のまま民営化という美名の下に凍結してしまおうと思っているように見えます。

。「改革に反対なのか」とつきつけられれば「とんでもない賛成です」といった途端に「それなら政府案に賛成だな」といわれてしまいます。350兆円はすでに張子の虎で中味は相当蚕食されていますから官僚としては隠しておきたいという本音が今回の郵政改革法案ではないかと想像しています。

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コメント

民営化すればいずれは見ることが出来るようになるのでしょうが、本当の中味が見えたときが怖いですね。350兆円はB/Sでは右側の借入金になっています。左側に特殊法人への貸付金、国債などの資産があります。左側の貸付金がすでにかなり毀損していますし、今1%台の長期金利が2~3%に上がったら国債が暴落します。そうなるとB/S右側の350兆円は変わらなくても右下にマイナスが溜まり、国民の負担になりますから、350兆円は人質に取られたようなものです。それに国債の金利も税金です。国債の暴落については民間銀行も多額の国債を保有していますから、同じことが起きるでしょう。銀行の不良債権、いつか来た道、怖い道にならなければいいのですが。いずれにしろ自分の身は自分で守る以外にありません。グローバル化というのは、世界の莫大な余剰資金が浮遊霊になって、勝手に駆け巡って実物経済にとり憑いて、実物経済で生み出した価値を収奪していくものと考えておくべきでしょう。原油の高騰も、もっともらしい理屈の影で浮遊霊が原油にとり憑いて石油を使うひとから取り上げているのではないでしょうか。その資金が株式市場へ流れ込んできたり、企業買収の資金になったりします。一世代前のようにこつこつ貯めているだけでは、プラザ合意のようにあっという間にさらわれてしまいます。

投稿: 懐中電灯 | 2005/09/10 14:06

先生質問なのですが郵政が民営化になったら郵便事業の決算書を見る事はできるようになるんですよね?

投稿: 雑草 | 2005/09/09 09:07

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「世に倦む日日」より。http://critic.exblog.jp/33859 [続きを読む]

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