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2005/11/28

庶民はなにがなんでも「消費税アップ」に反対しましょう

先日奥日光を散策したことを書きました。東武日光線浅草発の一番電車に乗り込んだのですが、ボックス席に先客がカップ酒にするめで議論をしていました。都内で明け番になったタクシーの乗務員の方々が栃木県の自宅へ帰宅する途中です。

「昔はよかった」
「バブルの時は京都まで客を乗せたこともある」
「今は給料が下がって、生活もままならない」と嘆いています。その人たちが、
「700兆円を超える国債を抱えてしまったのだから、消費税15%も仕方がない」
「我々が作った借金を孫の代に回すことはできない」というのです。デフレ、構造改革のひずみを最も強く受けているタクシーの乗務員さんでも酒の肴に「消費税15%やむなし」というのですから、庶民の中にもすっかり「消費税15%やむなし」が浸透しています。我々庶民は見事なまでに政府に洗脳されてしまっています。もう”物分りのいい”、良い子はやめましょう。本当に我々が作った借金なのでしょうか?”我々世代”というなら確かにその通り同感ですが、しかし”我々”ではないのです。その上谷垣派は「消費税やむなし」といい、竹中派は「財政削減を先行させ、その後消費税アップを論議すべき、軽々に消費税アップをいうべきではない」にわかにまるで庶民の立場を代弁するような発言をしています。これも権力者が使う常套手段です。表向き対立しているように見せかけて、両者の議論そのものが、庶民の脳みそに「消費税アップやむなし」を刷り込んでいく作業の一つです。ですからあえて庶民は「消費税やむなし」をいわないようにして欲しいと思います。物分りの良い子はやめにして、「消費税アップ反対」「政府の運営固定費を削減せよ」「不公正をなくせ」を押し通しませんか、政府の掲げる社会保障費削減についても同様です。企業会計でいうなら、変動費(直接費)を削減するのではなく、まず固定費を削減することが最優先課題です。この問題については(株)日本医療総合研究所代表取締役中村十念氏の「国民の立場に立って「社会保障潰し」に反撃を」を読んでください。
http://www.senkensoi.net/opinion/index.html

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コメント

毎々コメントありがとう。
世の中は裏も表も、善も悪もつねに同居しています。両面を見ながら巻き込まれないように、アンテナを磨いて置いてくださいね。アンコールワットへいくと、ヒンズー教の寺院の廃墟が遺跡として残っています。門の前は左側は悪神、右側は善神がナーガ神(コブラ)を綱にして綱引きをしています。現世を象徴していますね。その中に大乗仏教の寺院アンコールトムを作るのですが、それを最後にアンコール王朝は隣国から攻められて滅亡してしまいます。闘わない平和は理想ではありますが、現世には存在しないという証明のようです。日本は仏教が入ってきた7世紀ころの寺院も今でも廃墟ではなくて、手を入れて継続して生きているというところが凄いですね。「日本人よ誇りを持て!」の象徴です。天皇制も同じです。メンテナンスしながら継続する大事な象徴的システムです。中小企業の経営者も仏様になってはダメです。仁王様や不動明王です。闘う仏なのです。

投稿: 懐中電灯 | 2005/11/30 09:14

以前テレビで国会議員の支給明細が放送されたのを見ましたが、納得できない部分もかなりありました。一度議員の一月の収支を見てみたいです。

投稿: 雑草 | 2005/11/28 09:32

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