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2005/12/15

雑木林がなくなって

我が家の西側に500坪ほどの雑木林が残っていました。三十余年間西風、西日を防いでくれて,夏の暑い日も木々の間を通ってくる風はや柔らかく、涼しい風に恵まれてきました。しかし木枯らしの季節になると毎日毎日落ち葉が庭に降り積もり、深夜になると屋根にポトン、ポトンと、どんぐりが落ちる微かな音が聞こえます。12月から1月中旬まで毎日毎日落ち葉を掃いて集めなければいけないので家内はこの時期いつもぼやくのです。

なだめ役の僕は「夏の間の感謝を忘れるないで、大事に集めてくれ」「いつかは落葉を小判に換える術を身につけるから、それまで待っていて欲しい」とこの時期いつも頼むのです。毎年せっせと庭に穴を掘って集めた落ち葉を大事に埋めてきましたが、老中になってもまだその術を身につけることは出来ないでいます。
 とうとう今年からそんなかすかな夢を楽しむことも出来なくなりました。年の瀬の大掃除で屋根に登って雨樋の落葉を取り除く年中行事もなくなって、心なし手持ち無沙汰の大掃除になりそうです。長い間他人に見られることを気にしないできた、我が家の背中も雑木林がなくなって、田舎者の女房が大きく背中をカットしたイブニングドレスを着たようなすっかり丸裸、少々気恥ずかしい気分です。落葉を小判に換える術を身につけていれば、この土地を買い込んで隠し通せたはずなのです。

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コメント

寂しいですね。緑は見てるだけでも和みますよね。童謡の「故郷」の風景は過去になりつつあるんでしょうか?

投稿: 雑草 | 2005/12/15 08:44

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