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2006/01/14

雪の山寺

              <雪の山寺>                                
20060104yukinoyamadera1PICT0704 1月4日山形蔵王からの帰路、松尾芭蕉の「静かさや・・・・」で知られる山寺へ立ち寄った。山形と仙台を結ぶ仙山線、山寺駅に降り立つと、まるで白亜の城砦のように左から開山堂、五大堂、釈迦堂が眼前に屹立している。雪深い正月4日の15:00さすがに初詣の人も絶えて、門前に並ぶ土産物屋も全部閉店していた。わずかに山形の名物芋煮を食べさせてくれるお店が暖簾しまうところをこじ開けて無理に食べさせてもらうことにした。

 閉店間際に飛び込んだので、嫌われると思ったのですが、地元の人の好いご夫婦は生絞りのリンゴジュースを無料サービスしてくれたり思いの外大歓迎してくれた。5人を残し娘と二人で、美味しい芋煮を急ぎ呑み込み山門へ向かう。「雪が深いからムリですよ」との声を振り切り拝観料を手渡して山門をくぐった。雪の無い季節は急な石段を千段以上登るのですが、雪が手すりの高さまで積もって、階段もないので滑らないように注意すれば、体力的には雪があったほうが楽に登ることができます。
                             <五大堂から仰ぎ見る釈迦堂>
20060104yamaderasyakadouPICT0718 30分ほどでどうにか五大堂までたどり着いた。西暦860年慈覚大師円仁開基の山寺も仏教伝来以前は、日本古来の修験道の修行の山であり、さらに遡るとその幽玄さから古代人の葬送地を想わせる趣がある。初夏には奇岩の狭間から蝉の声が漏れてくる石段も、雪のしんしんと降る音は、気のせいか蝉の声に聞こえてくる。 
 
雪しんしん                         
娘と登る墨の画に
耳に手を当て蝉の声聞く
閑かさや
雪しんしんと蝉の声
空蝉泣いて春待つらんか
      -雛鳳-         http://www.bashouan.com/psBashouYD.htm
        

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コメント

雪がすごいですね。熊本に住んでいる私の第一印象は、こんなに雪深くて生活は出来るんだろうかと、思いました。
 でもそこに住んでいる人達は、私が障害と感じるものを恩恵に変える工夫をなさって生活されているんでしょうね。

投稿: 雑草 | 2006/01/14 07:58

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