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2006/04/29

「生きること」と「死ぬこと」

ビジネスの場では”目的”を達成するためにはその目的に向かって”目標”を設定し、それを達成するための計画を立てるようにと指導します。このプロセスが習慣になるといつの間にか目標の先に目的があるものだと刷り込まれてしまいます。そのうち目的がだんだん遠くなり見えなくなってしまい、目標と目的との違いがわからなくなってしまうのです。そこで最近は「目標というな!手段といおう!」と提案しています。”目標とは目的を達成するための手段”のひとつに過ぎないのです。
 

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2006/04/27

「株式交換」がという名の企業買収

突然気がついたらアメリカ企業の株主になっていたというのは、まだましなほうです。気がついたらアメリカ企業の従業員(社員ではないのです)になっていた。という事態が頻繁に起こるようになります。そして技術力、開発力があって世界に通用する企業、アジアの拠点として使えそうな企業が狙われる時代がきました。アメリカの企業は自社の株式と買収したい日本企業の株式を交換する方式でM&Aができるのです。政府はそれを促進するための税制などの整備をすすめています。グローバル化とは資本の移動を自由にすることですから、庶民の気がつかないところで、持てる者を優遇していく仕組みが整備されていきます。
 

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2006/04/26

本性を現した郵政改革

日経新聞の一面に「民営郵政、個人ローン参入」があります。さっそく本音がでてきましたね。昨年の総選挙で郵政改革で歴史的勝利を収めた自民党、自民党の掲げた争点は「赤いポストが無くなるのか」という日本人の郷愁に訴えたものでした。当時のブログにも書きましたが、郵便事業の民営化ではなく法衣の下の鎧は郵貯簡保に代表される”金融事業”の民営化でした。郵便事業は民営化すれば、ほとぼりが冷めれば当然採算の取れないことはやらなくなります。そしてローンとかクレジットとカタカナのオブラートに包んで、庶民から金利で掠め取る事業に注力するのです。

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2006/04/24

大原の里-三千院

      <三千院の無邪気な緑童>
Pict1162_1 4月16日45年振り、高校生の修学旅行以来の大原の里を散策しました。「京都、大原、三千院・・・」と歌に歌われた洛北の名所です。45年前は我々のような修学旅行生が大勢訪れる大原は静かな山里でしたが、今では女性に人気の観光スポットになっています。
 三千院の境内に往生極楽院という小さなお堂があり阿弥陀三尊像が安置されています。脇持の勢至観音両菩薩は大和座りをしていて、今まさに立ち上がり眼下の衆生を救わんという風情です。45年前夕暮れのほの暗いお堂の中で「正座をした珍しい観音様だ!」と禁を破ってこっそりシャターを切ったことを思い出して思わず苦笑いです。

頬杖の
緑童 雨を足裏に受け
緑衣の命 潤している

初孫の笑みを重ねて
緑童の苔を纏いし
微笑ありがたし     -雛鳳-

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2006/04/23

村上龍の盾(シールド)

村上龍著「盾-シールド」(幻灯舎刊)がよかったです。主人公のキジマ、とコジマは我々老中世代や団塊の世代を代表する幼馴染、その幼馴染のそれぞれの人生の物語です。最終場面ではおもわず目頭が熱くなりました。人の心はとてもやわらかく傷つきやすい、そのやわらかいこころを守る”盾”とはなにか?我々老中はもちろん、これから第四コーナーを回る団塊の世代も、そして迷える若者から子供まで是非読んおきたい一冊です。

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2006/04/20

「離岸流」に気付こう

昨日名刺を交わした縁者から早速挨拶のメールをいただきました。「追伸:『ビズネスマンの千日回峰』というタイトルでブログを書いています」とありました。早速訪ねてみると「離岸流」という一文がありました。泳ぎの達者なひとが海で溺れる原因に”離岸流”があるというお話です。沖から岸に向かって波が打ち寄せてていても、その中に岸から沖に向かって流れている、「離岸流」という川のような流れがあって泳ぎの達者なひとでも、その流れにはまったら、いくら泳いでも岸にたどり着けなくてついには溺れてしまうことがあるそうです。そんなときは一度沖に向かって泳ぎしばらく横に泳いでいると岸に向かっている流れに乗れるのだそうです。
 日々の生活の中でも、いくらもがいても抜け出せない状況に陥ってしまうことがよくあります。きっと人生の離岸流に乗ってしまっているのでしょう。そんなときこの「『離岸流』の教え」が役に立ちそうです。
 人生には今絶好調、「上げ潮じゃぁ!」と思っているまさにその瞬間が、実は岸ではなくて沖に向う「離岸流」の真っ只中にいることに気づかないことがしばしばありますね。間抜けなことに流れの勢いに乗っているだけなのに、あたかも自分の才能と勘違いしてさらに沖へと泳いでしまいい、気がついたら戻れなくなっています。岸と沖を見間違えないで「到彼岸」波に呑み込まれないように泳ぎ切りたいものです。
http://app.blog.livedoor.jp/cpiblog00454/tb.cgi/50433575
一部転載させていただきました。
  

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消費者金融という蜘蛛の巣

「ご利用は計画的に」などともっともらしく警告しながら一方で「どうするアイフル・・・・・」と消費を煽ってきた、消費者金融のアイフルが業務停止になりました。しかし金利0%の時代、低金利のお金を使って出資法の上限?29.2%の金利を取って、借金漬けにして絞り上げてきたのですからこの程度の罰では、庶民はテレビの前で拍手しても一罰百戒どころか、会社にとっては痛くも痒くもないのです。政府は罰したというポーズ、会社はテレビの前で頭を下げて謝罪したというポーズに過ぎません。「国家の品格」を問うなら、CMに出たタレントもCMで稼いだ会社の社員にも”品格”を個別具体的問わなければ、この国の”品格”はますます落ちていきます。テレビの前で拍手喝さいをして溜飲を下げている呑気な時代ではないのです。我々一人一人が今”品格”を問われているのです。 

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2006/04/18

造幣局の通り抜け

   <今年の主題花 大手鞠>       Ootemaripict1110_2  新幹線が名古屋を過ぎて、関が原付近に差し掛かると山裾を桜の花がピンク色に染めていました。桜はあきらめていた16日の京都散策もまだ楽しめそうな予感がしてきました。今年は観桜の当たり年です。まず4月15日は全国的にお花見のスポットとして有名な「大阪造幣局の通り抜け」を散策しました。ここは少し遅咲きの八重桜の名所です。全国から選りすぐり、手入れの行き届いた120種370本の八重桜があります。

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2006/04/11

雨引観音の孔雀と桜の競演

        <孔雀と桜>
20060408amabikikannonkuzyakutosakura2107千手観音の石像の頭に乗って 「 孔雀がどっちが美しい? 」と得意げに競っているようです。孔雀にとっては仏像も単なる石の塊にすぎないのでしょう。茨城県の中央に通称雨引観音と呼ばれる雨引山楽法寺があります。587年(用明天皇)に梁の国人法輪独守居士が開いたという関東では古いお寺です。境内に放し飼いにされた孔雀が自由に闊歩しています。桜の薄い桃色を背景に孔雀の輝く緑の尾羽、胸元の青が見事です。
 お寺のある大和村は庭石や墓石の産地で道祖神や石燈篭を刻む中小企業が散在しています。寺内の散策路には、牡丹、石楠花などの花の間に孔雀の足元の千手観音をはじめ近隣の職人が刻んだ不動明王、阿弥陀如来などを配して参拝客の目を和ませてくれています。隣町の笠間や益子を結んでドライブすると楽しめます。
                                <枝垂れ桜>20060408amabikikannonnsidarezakurapict10

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2006/04/10

古河の桃祭り

    <菜の花と桃の花>
060401momotonanohanapict1066_1  四月一日の古河桃祭りの風情です。隣町の古河市は歴史のある町です。足利幕府の将軍代行として関東を治めた足利基氏の子孫が後年幕府と対立、鎌倉から古河に移って古河公方といわれていました。戦国末期本能寺の変の年に滅亡しています。その城跡が公園になって梅、桃、蓮の花など花の公園として整備されています。桃色、菜の花の黄色、柳の新芽の若緑の配色がとても美しい春を謳歌しています。

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2006/04/09

上野公園の夜桜

  <上野寛永寺五重塔の夜桜>
P1000352_3 毎年上野公園の夜桜を見るのが習慣になっています。今年もちょっと出遅れたかなと思いながら4月3日 薄暮の上野公園を散歩しました。桜が今を盛りと咲いています。たどたどしい日本語で中国人の若者が日本人からお金を受け取っていました。席取りのアルバイトのようです。合理的には当たり前に見えますが、それならいっそホームレスの仕事にして席料を徴収し、公園に住むホームレスの再生支援の資金にしたらいかがなものかと思いつつ、若手社員が一日のんびり席取りをしていた頃を懐かしんでの観桜散歩でした。

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2006/04/06

「実習生」という仕掛品を売るお店

東京駅の近くに日頃書籍漁りをする大型の書店があります。売上好調なのか、このところ店員を増員しているようです。顔を拝見すると新入社員というほど若くはなくて、途中入社なのかアルバイトなのか、派遣社員なのかわかりませんが、胸に「実習生」の名札をつけています。レジで精算をするとその実習生がレジに立ちますが、傍らで先輩社員がたどたどしい実習生の手つきを見ながら、作業を教えています。客を待たせたまま、目の前の精算には関係のない手続きまで教えています。

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2006/04/01

「国家の品格」とは老中の品格

藤原正彦著「国家の品格」がベストセラーになっていますね。この本がこれだけ売れるということは、今多くの日本人がこの失いつつある「品格」を取り戻したいと願っている証なのでしょう。この本を話題にお酒を飲んだ友人から藤原てい著「流れる星は生きている」(中公文庫)をいただきました。著者は作家新田次郎の奥様で、作家としてはむしろ奥様のほうが先に有名になっていました。山歩きが趣味だった僕は、新田次郎の作品はほとんど読んでいますが、藤原ていさんの著作は縁が無く、一冊も手にしたことがありませんでした。藤原正彦さんは藤原ていさんの次男で昭和十八年生まれです。ちょうど僕と同年、藤原ていさんは僕の母と同年輩です。

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