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2006/04/26

本性を現した郵政改革

日経新聞の一面に「民営郵政、個人ローン参入」があります。さっそく本音がでてきましたね。昨年の総選挙で郵政改革で歴史的勝利を収めた自民党、自民党の掲げた争点は「赤いポストが無くなるのか」という日本人の郷愁に訴えたものでした。当時のブログにも書きましたが、郵便事業の民営化ではなく法衣の下の鎧は郵貯簡保に代表される”金融事業”の民営化でした。郵便事業は民営化すれば、ほとぼりが冷めれば当然採算の取れないことはやらなくなります。そしてローンとかクレジットとカタカナのオブラートに包んで、庶民から金利で掠め取る事業に注力するのです。

300兆円といわれる庶民の預金も、すでに多くは焦げ付いていて、縮小することはできないので民営化して、庶民から金利で掠め取りながら回収し、一方で株式化して売却する。購入するのは金融自由化ですから、外資でもかまわないのです。西川善文氏が郵政公社のトップに着いたことではっきりしていることです。
 ライブドアとフジテレビの争いでも、ゴールドマンサックスがぼろ儲け、三井・住友銀行で儲けたのもおなじゴールドマン・サックスです。どんどん日本人の資産が吸い取られていっています。その上で政府は、医療、年金、介護、教育といった予算をカットし消費税を上げることでしか対応しないのですから、庶民を下流へ下流へと押し流す、この奔流はもう留めることはできないでしょう。マリリンモンローとロバートミッチャムが筏で奔流を下る姿はセクシーで格好がよかったのですが、板切れにしがみついてこの奔流に押し流される、庶民の姿はとても「帰らざる河」の映画のシーンのように格好よくいきそうもありません。

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コメント

アメリカのために生きてるような錯覚を感じました。

投稿: 雑草 | 2006/04/27 10:08

 そうですねぇ。とうとう龍の片鱗を現してきましたね。予想通りです。こうやって貧乏な庶民から利息を巻き上げて、株主となる米国のキャピタル会社に吸い上げられて行くわけですね。

投稿: 對馬省次 | 2006/04/27 09:49

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