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2006/04/20

消費者金融という蜘蛛の巣

「ご利用は計画的に」などともっともらしく警告しながら一方で「どうするアイフル・・・・・」と消費を煽ってきた、消費者金融のアイフルが業務停止になりました。しかし金利0%の時代、低金利のお金を使って出資法の上限?29.2%の金利を取って、借金漬けにして絞り上げてきたのですからこの程度の罰では、庶民はテレビの前で拍手しても一罰百戒どころか、会社にとっては痛くも痒くもないのです。政府は罰したというポーズ、会社はテレビの前で頭を下げて謝罪したというポーズに過ぎません。「国家の品格」を問うなら、CMに出たタレントもCMで稼いだ会社の社員にも”品格”を個別具体的問わなければ、この国の”品格”はますます落ちていきます。テレビの前で拍手喝さいをして溜飲を下げている呑気な時代ではないのです。我々一人一人が今”品格”を問われているのです。 

このブログでも何度もクレジット社会の仕掛けの怖さの話を書きました。国は規制撤廃で簡単に金融業を開業できるようにしてしまいました。金利に無知な庶民を奴隷化して収奪する仕組みを社会システムの中ににどんどん取り込んでいます。われわれ庶民は自ら金利の仕組みの怖さ気づき、自分の子供にも教えて、張り巡らされた蜘蛛の巣に絡め取られて体液を吸い取られないようにしないと、家族の誰か一人でも絡め取られてしまったら、家族中が引きずり込まれてしまいます。なにしろ”自己責任”といって格差を奨励し、吸血蜘蛛に東証一部のお墨付きを与えてしまう時代ですからね。もし政府が正気なら規制を厳しくして、上限金利を長期プライムレートの3倍以下とか10%以下とかにしてほしいし、業者も自己規制という品格をもって欲しいですね。もっとも高利貸に品格を求めてもしかたがない話です。

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コメント

 心情的にはブラックリスト(言葉自体の印象はよくないけれど)に乗るという事はどういう事かと考えてみれば「もうそれ以上お金を借りられなくなる」という事なので、逆に言えば結果的に「まともにお金を管理せざるを得なくなる」という事でもあるのではないでしょうか。
 会社の経営者はいけませんが、サラリーマンだったら生活費の保証もあるわけですので、なんら困ることはなく、かえってまともな生活ができる様になるかもしれませんよ。

投稿: 對馬省次 | 2006/04/27 05:57

20歳になったら自分の意思でクレジットを使えるのは、本当に危険だと思います。こんなに誘惑が多い世界でクレジット会社のブラックリストに載らない人は幸福なツイてる人のような気がします。

投稿: 雑草 | 2006/04/21 07:57

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