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2006/05/24

格差を容認するな!

小泉首相はじめ政治や経済の中枢を担っている方々が品格を失って勝ち誇ったように「格差がなぜ悪い」と発言し、「努力が報われる社会を作ろう」などともっともらしく発言するのです。最近格差容認論が目立ちます。これはとんでもないことです。
 忘れてしまったのでしょうか?「稔るほど頭を垂れる稲穂かな」

自然界の格差はいいのです。アフリカのセレンゲティ国立公園で河を渡るヌーが鰐に襲われたり、ライオンがシマウマを襲うシーンを見ます。鰐とヌー、ライオンとシマウマの格差はいいのです肉食動物と草食動物、大自然(神)が決めた食物連鎖の規則があります。ヌーやシマウマなど草食動物が激減すれば食糧難に陥る肉食動物も激減してバランスが保たれるようになっています。だから肉食動物もおなかが極限まで空いたときに、当座食べる分しか獲りません。全国の湖沼でブラックバスが繁殖して困っているのは、外来魚で獰猛で、天敵がいないから食物連鎖が切れてしまうからです。
 人間の世界で格差を容認したら、格差は止め処もなく広がっていきます。人間は道具を発明して、大自然の法則を次々と破ってしまうからです。「お金」という道具は腐らない、眠らないのです。少ないと力はありませんが、集まると幾何級数的に力を発揮します。この数年の原油価格の暴騰、金価格の暴騰、株式の上昇をみても明らかです。
 力のある人間ほど慎み深くあらねば、強いものはより強く、弱いものはより弱くなっていきます。アメリカのように借金だろうと、お金さえあれば強力な武器を手に入れて、弱いものをたたくことができるのです。だから人間はみずから「神」「仏」という存在をつくったはずなのに。強者、勝ち組といわれているひと、思っているひとほど、格差を容認しないでほしいと思います。それこそ「諸行無常」の教えではないでしょうか。

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コメント

テレビ、新聞などでよく見かけますね。以前、映画館の宣伝手法でしょうか?商品のフィルムを何コマおきに組み込み無意識のうちにその商品を欲するようにする。という手法を聞いたことがありますが今の格差も意図的かどうか解りませんがそのような刷り込みのようなイメージを持ちました。ラットレースから抜け出すために疑問を持ちたいですね。

投稿: 雑草 | 2006/05/26 07:51

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