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2006/05/16

人生真っ只中

「人生とは」などというと、「青臭い」とか、「ちょっと待って」というひとが多いのです。日々の暮らしとは別なところで考えるものと思っているひとが多いようです。
 サッカーのことはよくわからないのですが、ジーコ監督が23名の名前を読み上げる時間の長かったこと、選ばれる立場の選手にしてみれば、僕が感じた数十倍の長さだったのでしょう。その間の不安と自信と綯い交ぜの、胸の高鳴りはいかばかりか、「人事を尽くして天命を待つ」サッカーフアンでない僕にも想像に余りあるものがあります。
 

 選ばれたひとの喜びの顔、もれてしまったひとの涙、若者の笑顔と涙はどちらも、我々老中にとっても値千金です。自分にもあの笑顔もあの涙もあった。これからもきっと出会うのだろうと思い、共に涙してしまいます。後になってあの時を思い出して、「人生なんて後からしみじみ感じるものよ」とカラオケ演歌を歌うのでしょう。
 あのジーコ監督の名前を挙げる長い時間そのものが、選手ひとり一人にとっての人生そのものです。そしてジーコ監督が口を開く一瞬までの選手たちの汗と努力の日々もすべて人生そのものです。人生とは日々の生き方、暮らし方の中にあるのであって、別なところにあるのではないのです。「青臭い」「ちょっと後で・・・・」と言わず、面倒がらずに日々考えて生きたいと願っています。それにしても精一杯の後の、笑顔と涙は共に美しいですね。


 

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コメント

以前何かで聞いたことですが過去や未来など無い現在今ここだけしか存在しない。というコトを聞いたことがあります。過去は、もう過ぎさったモノ、未来は今の積み重ねでしかないのですよね。

投稿: 雑草 | 2006/05/18 07:58

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