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2006/05/08

「弱者の目線」を大事に

米軍再編という名目で自衛隊がアメリカの世界軍事戦略の中に組み込まれ、アジアの最前線に立たされようとしています。僕は小泉首相の靖国参拝はその先駆けだと思っています。憲法第九条をどうするのか庶民の行方が大きく左右される岐路に立っています。岐路に立ってみて、あらためて高校生の頃、母親に怒鳴られながら、貪り読んだ「人間の条件」を思い出しました。著者は五味川純平です。

その五味川純平の「戦争と人間」の中の一節が今でも記憶に残っています。左翼活動で特高に追われ、終には赤紙一枚で満州に送られる貧乏青年が一人残していく弟に残す言葉です。最後の夜布団の上で残していく弟に語った兄は、満州で戦死します。
「信じるなよ、男でも、女でも、思想でも。本当によくわかるまで。わかりがおそいってことは恥じゃない。後悔しないためのたった一つの方法だ」
 ”弱者”であるわれわれ庶民が”敗者にならないために”大事にしたい”目線”です。「自民党をぶっ壊す」と登場した小泉政権で懲りましたね。
「わかりがおそいってことは恥じゃない・・・・・・・」
 老中になったせいか長編小説に手が伸びなくなってしまいましたが、今あらためて五味川純平を再読しなければいけない時がきているように思います。
  

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コメント

人が「良い」と言うからとか、あの人もしてるからとか、そうゆうコトではダメなのですね。興味を持ったら自分で調べて、良いのか、やってみた方が良いのか決めなければいけないというコトですね。

投稿: 雑草 | 2006/05/09 07:51

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