« 東アルプスを歩く(4)口コミの極意 | トップページ | 「楢山節考」が衛星第二で »

2006/06/15

「品格」って、エリートの「品格」では?

当ブログに2006年4月1日「『国家の品格』とは老中の品格」を書きました。村上ファンドの事件もホリエモンの事件もまったくおなじ構造です。ホリエモンは村上の鉄砲玉だそうですが、とするとさらにその村上を銃に仕立てて、使ったのは誰なのでしょうか。
 日銀総裁の福井氏、オリックスの宮内氏などなど経済関連の超エリート、企業経営関連の超エリートが村上ファンドをバックアップしていたことは、以前から巷間に伝えられていたことです。出資していることが公にされて、福井さんは「儲かっているかどうかは知らない」「二月に解約を申し入れた」などといっています。”儲けていたか、いなかったか”とか「解約したか、しないか」いうことではないのです。

 超がつくエリートが「金儲けして何故悪いのか!」と記者に逆質問するような”品格のひと”を支援していたことが問題なのです。ここにこそ日本が今問われている、失われつつある「国家の品格」の問題があると思うのです。
 それよりその人を信じて支援したなら解約せず最後まで支援する、共に地獄に落ちるまで支援してあげて欲しいですね。
 10年ほど前のことになりますが、京都でお酒をご馳走になった折のことです。その店には名だたるお寺のお坊さんも飲みにくるそうです。京都のそんな雰囲気のせいか、酒の肴が「天国と地獄」といった話題になりました。その料亭のおかみはこういうのです。
「わてなど天国へはいきまへん」
「天国へいってしまったら、あんたはんに会えまへんから」
 素敵なジョークです。あんたはんたち「日頃ビズネスに携わるひとは、ろくなことしていないから」(とは言っていませんでしたが)きっと地獄へ落ちる、自分たちは天国へいく、しかし天国へいくと、お客さんと再会できないから、自分たちも切符を棄てて地獄へ行くというのです。こんなお洒落なジョークをサラッと交わすなんて、さすがに京都!と感じ入ったことを思い出しました。

|

« 東アルプスを歩く(4)口コミの極意 | トップページ | 「楢山節考」が衛星第二で »

コメント

楽天のブログからのがれて、cocolog へ移住しました。
でもまだ使い方がいまいちよくわからず、四苦八苦しています。
とりあえず今困っているのが私の知り合いの方々の「リンク先」を登録したいのですが、先生の「縁者のリンク」はどのような方法で登録したのですか。
ちなみに私の場合「ココログ」のベーシックを使っています。

投稿: つしま | 2006/06/15 09:45

大丈夫です。日本人は誰もがみんな冥土(あの世)へ行きますよ。冥土には地獄はなくてきっといいところです。善とか悪は人間の物差しですから、神仏から見たら目糞鼻糞、たかが知れています。せめて身辺に悪いことに手を染めるきっかけがなかったことを幸せと思っている日々です。老中になって振り返ると、クワバラクワバラです。

投稿: 懐中電灯 | 2006/06/15 09:06

おもしろいですね。私は、どっちに行くのかな?たぶん地獄ですね。良いことと、悪いことの割合は悪いことをした方が多そうです。

投稿: 雑草 | 2006/06/15 08:03

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50017/10519158

この記事へのトラックバック一覧です: 「品格」って、エリートの「品格」では?:

« 東アルプスを歩く(4)口コミの極意 | トップページ | 「楢山節考」が衛星第二で »