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2006/06/21

観てから読むか、読んでから観るか

ダビンチ・コードの映画を観ました。映画を観たひとの感想では「読んでから観るか、観てから読むか」議論が分かれてるようです。僕はあまり小説としての深みは感じなかったので、ダビンチ・コードに関する限り、映画を観てから読んだほうが、トリックや情景のイメージが湧いて、面白いのではいないかと感じました。

過去に読んだ小説が映画化されたものは、必ず観るのですがその多くは自分の期待通りには映画化されていません。映画という限られた時間の中では限界があるのでしょう。それに自分が本文から作り上げてイメージと、監督や俳優が作りあげるイメージとの違いもあります。ところが映画を見た後に小説を読むと、俳優の表情が先に浮かび映画のイメージから抜けられなくて困ります。今北御門二郎訳の戦争と平和を読みかけているのですが、往年のオードリィ・ヘップバーンが脳裏に浮かんで困ってしまいます。
 しかし今村昌平監督の「楢山節考」のように自分では読み込めなかった、ひとの心の襞や情景が描かれた映画に出会うとうれしくなります。また同じ小説でも監督の描き方でまた違った情景に出会えるのも映画ならではの醍醐味です。といってもやはりどちらかと問われれば、僕は「読んでから観る」派です。

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コメント

楢山節孝見たのですが見ている途中でなぜか辛くなり最後まで見ることができませんでした。いつか改めて見てみたいです。

投稿: 雑草 | 2006/06/21 08:44

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