« 残雪の上高地(4)春の息吹 | トップページ | 東アルプスを歩く(1)名称の由来 »

2006/06/02

お奨め書籍「壊れ窓理論の経営学」

書名  「壊れ窓理論の経営学」 
著者  マイケル・レヴィン
出版社 光文社

 ジュリアーニ元ニューヨーク市長が市内の犯罪を劇的に減らして、ニューヨークを明るい街にした「壊れ窓理論」のビジネスへの応用編です。
 僕も1980年代前半にニューヨークへいったことがありますが、昼間歩いていても呼び止められてお金をせびられるし、地下鉄は落書きだらけ、夜はとても危険といわれていました。深夜の地下鉄でこわごわソーホーへジャズを聴きにいったことを思い出します。その街を落書きを徹底して消し、犯罪にもならない小さな事件を片っ端から取り締まり、明るい街に変えた「壊れ窓理論」は犯罪撲滅のお手本といわれています。

 町を歩いていても、ちょっとゴミが置いてあると、それを見た次のひとは、そっとその横に自分のゴミを置いていきます。みるみるゴミの山が出来ます。山を歩いていても、道標の横に落書きがあると、すぐその隣に落書きが追加されて道標は落書きだらけになります。落書きを見つけたら直ちに消すことが落書きを防ぐことだそうです。
 企業でも、「社員の顧客対応」「お店の汚れ」「商品の不具合」などなど日々「窓が壊れて」います。板切れで窓を塞ぐような一時しのぎをしていると、「あっ」と言う間に全社に広がっていきます。特に掲げた経営理念、掲げた標語などと、社員の行動が違っていたら、それも壊れた窓の一つです。マクドナルド、Kマートなど著名企業の事例を引いて、「壊れ窓」を直すことがいかに大切かを説いています。

|

« 残雪の上高地(4)春の息吹 | トップページ | 東アルプスを歩く(1)名称の由来 »

コメント

良いコトも悪いコトも始めは、とても小さいコト物事が起こったコトも気付かないのも多くあるでしょうね。「小さなコトからコツコツと」は的を得てますね。

投稿: 雑草 | 2006/06/03 09:01

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50017/10360379

この記事へのトラックバック一覧です: お奨め書籍「壊れ窓理論の経営学」:

» 『壊れ窓理論の経営学』光文社 [小諸の風]
ニューヨーク市がこの理論に基づいた政策により安全な街になったという。これから読みます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334961908/qid%3D1149993073/249-1783598-6775525... [続きを読む]

受信: 2006/06/11 11:47

« 残雪の上高地(4)春の息吹 | トップページ | 東アルプスを歩く(1)名称の由来 »