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2006/07/11

「負債と資産」と「義務と権利」(2)

企業(社長も含め社員)は義務(負債と資本)を負うことでエネルギーとして使う権利(資産)得ることができるのです。僕が会計を学んだころは資本は自己資本と呼んでいました。「自己=(企業、社員)」という意味合いです。近年株主資本というようになりました。株主からの負債という意味であり、負債と同じ義務の範疇であるという意味合いが強くななり、意識しなければならなくなったということです。それが株主資本主義ということです。

 常に企業(社長含め社員)は貸借対照表を「義務と権利」という視点から見て、戒めておかなければいけないのです。人間の性癖として義務はより実態より小さく、権利は実態より大きく見てしまうことです。ところが権利は目減りしますが、義務は目減りしないのです。
 売掛金、受取手形は貸し倒れ不渡りのリスクに晒され、商品在庫は陳腐化のリスクに晒されています。生産設備、店舗などの固定資産も陳腐化リスクに晒されています。ところが負債はまったく目減りしないのです。
 もう一つ忘れてならないのはA社の「負債・資本」(義務)は他社(他人)の資産(権利)であり、A社の資産(権利)は他社(他人)の「負債・資本」と連鎖していることです。「マネー」で計れるもののすべては、己と他者が繋がっていくということ、グローバル化とはその連鎖が世界の隅々まで広がって(広げて)いくことではないでしょうか。あくまで「マネー」で計れるもの、「目に見えるもの」という限定つきですが。それだけに「目に見えないもの」を見る視点が一層重要になってきていると思うのです。
 

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コメント

「権利、義務」本当考えると権利は目減りするし、リスクに晒されていますね。権利は100パーセント使えると思って計画しては、いけないのですね。

投稿: 雑草 | 2006/07/11 09:39

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