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2006/08/17

南ア北岳から塩見岳を歩く(2)樹林帯に蝶が舞う

     <北岳から望む甲斐駒ケ岳>
20060810pict0038 北岳山頂からの甲斐駒ケ岳は、ヨーロッパアルプスの山を想起させるスケールの大きな山です。花崗岩の山は真夏にも冠雪しているのかと見紛うほど白い姿で聳えています。昔はアプローチが長くて、熟達者でなければ登れない山でしたが、林道の延伸で、誰でも登れる山になりました。

                              <間ノ岳山頂からの富士山>
                            20060811pict00682
南アルプスの東の谷を富士川が流れています。その谷を埋め尽くした雲海の上に富士山が頭を出しています。どこから見ても均整の取れた姿を見せています。 20060811pict0083     

間ノ岳から30分歩くと仙丈岳から塩見岳へ連なる仙塩尾根のピーク三峰岳に出会います。塩見岳を下った標高2,766㍍のところに今日宿泊する塩見小屋があります。これから長い、長い一日が始まります。南アルプスは岩稜が連なる北アルプスと趣が違って3,000㍍の稜線にも樹林帯が広がっています。縦走中若者が一人追い越していきましたが、後に続く登山者も無く静かな時間を過ごすことができます。小屋にたどり着いたら、夕食も終わった17:30分なんと14時間も歩いたことになります。
   <樹林帯のお花畑に蝶が舞う>
20060811pict01022  岩稜にへばりつくように咲く花も、きれいですが、樹林帯のお花畑には蝶が蜜を求めて乱舞しています。
  <マルバダケブキとアサギマダラ> 20060811pict01042_1

蝶が乱舞しているところはマルバダケブキの花が群生しています。 アサギマダラは、南は沖縄から、北は福島あたりまで渡りをする蝶です。この蝶はどこへいくのでしょうか。

  

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コメント

コメントありがとうございます
<雑草さん>
14時間は長いですが、普通のスポーツと違って競争がなくて、己の足を一歩前に出すだけなので気分は楽ですね。むしろ起伏の穏やかなところを歩いていると、仕事のことなど雑念が浮かんでいて、我に返るとスピードが落ちていたりします。急登中は呼吸が大事なので、気が付くと無になっています。
<アントニオさん>
 時には無になるのもいいものです。海も近いし、山も近いし自然に恵まれたところに住んでいるのですから試してみてはいかがですか
<yumenosimaさん>
 近年の南アルプスは林道が発達して、一日で北岳の頂上に立てるようになりました。北沢峠までマイクロバスが上がれば、甲斐駒も仙丈も峠からたった5,6時間の行程になっています。再チャレンジはいかがですか。僕は甲斐駒は登っていないので近々登りたいと思っています。

投稿: 懐中電灯 | 2006/08/18 17:56

幾重にも前衛の山々を従えた北岳から鳳凰三山の威容を夜叉人峠の旅籠から眺めつくしていた時のことを思い出しました。
日本第二の高峰は富士山とはまた違った魅力がありますね。私はもう登る自信ありませんが、老中さんのお元気に感服!。
山はいくつになっても青春のような気がします。串田孫一の「若き日の山」なんて読んでいたことが思い出されました。

投稿: yumenosima | 2006/08/17 14:50

写真すばらしいですね。肉眼で見たいですね。山登り小学校の遠足で近くの山を登った以来ないです。

投稿: アントニオ | 2006/08/17 13:05

14時間も歩かれたんですね。
アップされている写真を見ると街中を歩く時に感じる疲れも雄大な自然に癒されるのかな。と勝手に想像しました。

投稿: 雑草 | 2006/08/17 08:01

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