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2006/09/04

南ア北岳から塩見岳を歩く(5)タカネグンナイフウロ

  <沢筋のタカネグンナイフウロ>
20060810pict00052 8月10日6:30広河原から歩き始めて二時間、山道を沢がよぎっています。冷たい水で喉を潤し、顔を拭ってふと見上げると、北アルプスではあまり見かけない花をみつけました。帰宅して図鑑を調べると、風露草の仲間、タカネグンナイフウロのようです。すでに最盛期を過ぎているのでしょうか数輪、沢の水のしぶきを受けて光っていました。
<塩見岳頂上のミヤママンネングサ>       
20060811pict01262_2 

 

標高2,700㍍付近から岩礫の間を緑の濃い這い松が這っている稜線を塩見岳頂上目指して最後の急登が続きますが、その岩礫は黄色、白色、青色と花々で彩られています。
    <塩見岳のミネウスユキソウ>20060811pict01272                                <塩見小屋から仰ぐ赤塩見>
20060811pict01422  

一人の夕食を済ませて小屋の外へ出て見上げると 塩見岳の頂上が赤く染まって いました。赤塩見です。

<塩見岳下山途中のタカネグンナイフウロ>
20060812pict0154 8月12日今日は下山するだけ、せいぜい5時間の行程というのに、なぜか早立ちしてしまいます。4:30分そっと小屋を抜け出して、霧の中を歩いていると、登山道の犠牲になり切り倒された木の根元にタカネグンナイフウロが目に付きました。一人歩きの魅力は、なんといってもこの写真撮影にあります。どこで、どれだけ時間をかけても誰にも迷惑はかかりません。風に揺れピントの定まらない花びらを待つことしばし。
<三伏峠からの下山路エゾシオガマ>                           20060812pict01702   登り坂では息切れ、心臓が高鳴り、手ブレでしばしシャッターが押せないのですが、鼓動の収まるまで、谷からあがってくる風を受けて斜面で一休みと気儘な登山は老中にぴったりです。デジカメ自身が手ぶれ防止もしてくれるので、手ぶれによるボケも減って安心です。山に来ても技術の進歩に感謝するひと時です。
 うっかり見過ごしてしまう小さな花も、マクロレンズでアップすると、どの花も一輪、一輪魅力があります。
 

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コメント

ブログの通りです。私も山を少し歩いたことがありますが、いかに速く登るかが一番の目的です。
違う見方ができるようにならないとと、懐中電灯さんのブログ読む度感じます。

投稿: 雑草 | 2006/09/05 18:43

コメントありがとうございます
<坂道登さんへ>
若いころは、望遠レンズだけで、ひたすら、いかに短時間で高いところへ登るか、パーティの仲間との語らいと確執が楽しかったのですが、一人歩きは、老中を生きるための孤独へのトレーニングではないかと思うようになりました。歩くというスピード感がカメラとぴったり合います。
<はしやんさんへ>
次にどこへ登ろうかと思い、実際に登ることで気力が出てくるように思います。自然からもらう「気」自分を活性化させてくれます。
 今日は未来塾で会えますね。楽しみに
<しじみさん>
 タカネグンナイフウロは北アルプスでもあまり見かけない花です。ピンクのハクサンフウロは乙女のイメージですが、グンナイフウロは、清楚の中に、これから成熟へむかう女性のイメージがあります。写真は切り取り自由なのがいいです。
 弘前でお会いしたら八甲田の話を聞かせてください。

投稿: 懐中電灯 | 2006/09/05 09:30

こんにちは。ごぶさたです。南アルプスの日記拝見しています。タカネグンナイフウロの可憐な色合いにはまいりました。素晴らしい色合いですね。こちらでは見かけた事がありません。

投稿: しじみ | 2006/09/05 08:43


懐中電灯さんの気力や体力に達成意欲に感服です。
何はともあれ文を読んで写真を見ていると吸い込まれてしまいそうです。情景が適切に表現されており山のもつ魅力を十分に伝えていらっしゃるからでしょう。
40年前に数回登山をしただけですが、登るときの辛さ以上に感動や喜びが大きかった様子を今でも鮮明に記憶があり、このような文を読むと呼び起こされます。

投稿: はしやん | 2006/09/04 19:45

厳しい自然に耐えて咲く山野草には楚々とした美しさがあって、私もとても惹かれます。2000㍍を越える高山地帯の圧倒的他種類の山野草をぜひ見に行ってみたいです。
単独行には寂しさや何かあったときのリスクの大きさはありますが、マイペースで歩けて仰るように写真撮影など好きに時間を使えるところが良いですね。

投稿: 坂道登 | 2006/09/04 07:14

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