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2007/04/28

津和野を歩く

       <森鴎外の居宅>20070416pict0015_2 
4月14~15日定年で地元へ戻った友人のお世話で下松市でBST公開講座を開いていただきました。毎回山口県下の中小企業の若い経営者が集まってくれます。回を重ねるにしたがって、経験者多くなってきます。今回は初体験者と経験者を分離して、経験者には、資金や研究開発、顧客もランクによって分けてるなど経営環境を制約して体験してもらいました。

鴎外の旧居を訪ね
舞姫も
尋ねきしかと想い巡らす
        -雛鳳-

                               <津和野の町>                   20070416pict0030  不思議なことに疑似体験では、経営資源を制約したほうが、企業業績は向上するのです。この経営環境で体験してもらう度に、きっと現実の企業でも同じことが言えるはずだと思うのです。孫悟空の金の輪のように。 
 翌日は友人のお世話で、初めて津和野を散策しました。山口市からSLが走っているし、それまで漠然と津和野は山口県だろうと思っていましたが、行ってみると島根県なのです。小さな盆地の城下町、錦鯉の泳ぐ用水路の風情で有名な町です。
 老中の女性に人気があるようで、土産物屋は孫への土産を探す女性で溢れていました。
 土産物屋が混雑しているのと対照的に、鴎外の旧居は訪れるひともまばら、石見の人森林太郎として、故郷に葬られることを望んだ鴎外らしい佇まいなのかもしれません。
 ドイツ留学中の体験を小説にした「舞姫」ドイツ人の恋人は鴎外が帰国後、鴎外を追いかけて日本へきたそうです。
 まさか津和野までは来ていないのですが、もし鴎外が帰国後、津和野に隠棲していたら、舞姫も一緒にこの穏やかな盆地の町で暮らしたかもしれないと、勝手な想像を巡らせた贅沢な一日でした。
 

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コメント

コメントありがとうございます
<雑草さん>
舞姫は鴎外がドイツ留学時代の恋人をモデルにした小説です。ドイツで失意の時に出会った女性です。僕の記憶では、失意の時と留学を終え帰国する時では自分の状況、心の有り様も変わってしまいます。一言で心変わりといってしまいますが、境遇が変わることで、変わってしまうこともあります。現実に彼女は東京まで鴎外を追ってきたそうです。
 もし鴎外が失意のまま帰国して、そのまま津和野に隠棲したとしたら、彼女と一緒に暮らしたかもしれないという僕の想像を、短歌にしてみました。男と女切ないですね。

<会長さん>
下松でお会いできなくて残念でしたね。あの後津和野を案内してもらって、稲荷神社へも行きました。津和野の盆地を見下ろすと川が流れていて、見上げると、緑の中に古城の城壁を遠望するいいところでした。
 


投稿: 懐中電灯 | 2007/05/10 09:35

津和野に行かれたんですね、
初詣で太皷谷稲荷神社によく行きますよ。
友達が遊びに来てくれると連れて行って
あげたりもします、
綺麗な町並みで何回行ってもいいものです。

投稿: 会長 | 2007/05/09 17:11

森鴎外という名前は聞いたことありますが、書かれた本、人物像全く知りません。しかし「石見の人森林太郎として、故郷に葬られることを望んだ」というところが何故かうれしかったです。

投稿: 雑草 | 2007/04/29 08:12

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