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2007/05/02

雪の穂高を歩く(1)雪山に泳ぐ鯉のぼり

       <雪山に泳ぐ鯉>
20070429pict0069 2007年4月29日三十三年ぶりに、かって会社の同僚と四人で登った、雪の穂高を目指しました。今回山旅の目標は、昨秋の目標の残り+北穂高岳です。夜行バスで上高地に朝6:00到着、脇目も振らず、一路涸沢へ。歩くこと6時間、雪の中から掘り出された、涸沢ヒュッテに、登山客を歓迎する鯉のぼりが涼風を口一杯頬張って、泳いでいました。遠くに小さく見える三角錐の山が、昨秋登った常念岳です。

                            <新雪を踏みしめ奥穂高岳へ>                           20070429pict0086          涸沢は氷河に削られた圏谷で、雪崩の巣とも言われているところで、前穂高岳、奥穂高岳、北穂高岳、三方の岩壁から冬の間中落ちて来る雪崩で、たっぷり雪を貯えています。
 今日の目標はここまででしたが、快調に飛ばしてきたお陰でまだ12:00、頂上直下の穂高山荘まであと3時間余り、足を伸ばすことにしました。
 前日は真冬並みの寒さと、雪に降り込められた涸沢も、今日は一転して好天に恵まれ、奥穂高岳から照りつける太陽を目指して、一歩一歩登っていきます。一歩を踏み出すたびに、昨日の新雪がキュ、キュと音を立てて、疲れを癒してくれます。見上げてシャッターを切っているので、緩斜面にみえますが、標高差800㍍実はかなりの急斜面なのです。(つづく)

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コメント

コメントありがとうございます
<利根川豊さん>
 雪は自然の多様性を取り去って、極めてシンプルに表現してくれます。あらゆるものを取り除いた美しさです。天候、登山ルートを慎重に選んで、己の体力の範囲で安全第一で歩いても、十分感動を味わえます。
 スノーシュー登山、アイゼン登山今シーズンも楽しみましょう。

投稿: 懐中電灯→利根川豊さんへ | 2010/12/08 11:43

今シーズンもまたスノーシューとアイゼンに挑戦してみたくなりました。
アイゼン登山のリベンジです。

投稿: 利根川 豊 | 2010/11/30 08:43

コメントありがとうございます
<雑草さん、三代目さん、Keyさん>
真冬の北アルプスは難しいですが、5月から11月月の間は、慎重に登れば、誰でも登れる山です。登った者でないと分からない、清涼感がありますよ。涸沢ヒュッテの上に泳いでいるのですが、谷底から雪の中を登りつめていって、見上げると一キロメートル先から黒い点のようにヒュッテが見え始め、徐々に大きくなって、雪の中に泳ぐ鯉のぼりを見つけると、とても不思議な、うれしさがこみあげてきます。
 若い頃はかなりお節介(今も性癖が残っていますが)で、自分がいいと思うと、すぐ周囲を誘って登ったものです。流石に老中になって、自分を処するに精一杯なのと、余計なお節介に周囲は迷惑していたことにも気付いてできるだけ、周囲を巻き込まないように単独行を心がけています。

投稿: 懐中電灯 | 2007/05/05 12:42

ほんと、すばらしい景色ですね。雪山に泳ぐ鯉のぼりというのは、想像したこともありませんでした。

投稿: Key(takaki) | 2007/05/02 13:24

素晴らしい眺望です。
下界では考えられない「雪の世界」です。

投稿: 三代目 | 2007/05/02 08:54

鯉のぼりと雪山新鮮な組み合わせです。
それにしても先生体力がすごいですね。

投稿: 雑草 | 2007/05/02 08:50

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