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2007/07/16

「環境への配慮」の姿

僕の通勤は、宇都宮線(東北線)で上野まで65分です。自宅のある野木駅(栃木県)の一つ手前に古河駅(茨城県)があります。上野駅から各駅停車に乗車すると、ひとつ手前の古河駅で、後ろから来る快速に追い抜かれるので、5分ほど停車します。JRの長距離通勤電車では、ドアの近くに取り付けた開閉ボタンを乗客が押すことでドアが開閉するシステムになっています。
  暖冷房の保温のための措置でしょう。流行にあわせていうなら、エネルギーの節約になります。しかしボタンを押して降りた客が、降りたあとボタンを押すことは滅多にありません。必然的にドアは開いたままになっています。昨夜の帰宅時も同じシーンでした。

 しかし昨夜は少し様子が違うのです。開いたドアの外から手を入れてボタンを押してドアを閉めるひとがいました。一つ一つ次々と、ドアを閉めていきます。不思議に思い、駅員か?と疑念を持ちながらその姿を見送っていましたが、一般の乗客でした。隣の車両も黙々とボタンを押して、階段のところで消えていきました。
 身近なところで、黙って行動に表している人がいるんですね。環境問題が声高に叫ばれています。果たして「化石燃料→CO2増→温暖化」の因果関係があるのか、大きな地球の歴史の一断面なのか、定かではありませんが、まず自分の身辺で、できることを確実に日々こなすことも大事なことです。明日からこの場面に出会ったら、自分も隣町の乗客に見習って、しっかりボタンを押すことにします。

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コメント

コメントありがとうございます
<KJさん>
個人レベルでは自分で出来ることを確実にしっかりこなすことですね。手塚治虫のブッダの中にも、そんな場面がありました。ジャングルが山火事で燃えているときに、小鳥達が湖で羽根を濡らして戻り、水滴を炎の上に落としています。ジャングルから逃げ出すのに精一杯、逃げ出した動物は火事を見守るばかりです。まず自分の身の安全を確保することも大事だし、無駄かもしれないけれど、必死に努力することも大事だと教えていたように記憶しています。
 我々逃げ切り老中世代は、次代のために、小鳥になって水一滴でも運ぶこと余裕を持たなければいけませんね。
<坂道登さん>
 台風の被害はいかがでしたか?先進国の日本人が積極的に、模範を示してスピードを緩めなければいけないのですが、人間の脳みそは、より刺激を求めるようにできていますからね。もっともっとと、加速度がついていきます。
  

投稿: 懐中電灯→KJさん、坂道さん | 2007/07/18 00:26

想定外の大雨や大型台風に毎年遭うにつれCO2増→温暖化をひしひしと感じる今日この頃です。

国家レベルの対策も必要ですが、個人毎に少しずつでも実行していけるエコも大切なのですね。

スピードと快適性が正義になってしまった世の中ですが、歩む速度を少しだけ緩めて不便でも遠回りする生活も一寸だけ必要なのかと感じています。

投稿: 坂道登 | 2007/07/16 19:25

素晴らしい人は世の中いるものですね。

私の心の平静と元気の源は読書から得るのですが『涙が出るほどいいい話』にこんな話がありました。
ある電車の中での出来事。誰が捨てた空き缶かわからないですが、電車が動いたり止まったりする度に、車内をコロコロ転がっていたそうです。するとある高校生がすっと立ち、缶を拾い上げ、次の駅で降りてゴミ箱に捨てに行ったそうです。

又、私の勤めるオフィスは六本木にあるのですが、くわえタバコ、そしてその吸い終えたタバコのポイ捨て後を絶ちません。
しかし、毎朝目にする光景は2つあるのです。
それは、捨てる人とそれを拾う人です。

鍵山秀三郎さんの書籍に『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』というものがあります。
ごみひとつ、多くのごみの山を考えれば大したことのないことかも知れません。しかし、大きなことを成すも、小さなことの積み重ねであり、そして、ごみひとつを拾うことで、自分の気づきに対する直観力が磨かれていくとあります。そして、最後に「足元のゴミひとつ拾えぬものに何ができましょうか」、と終えられています。

もちろん人は捨てる人、拾う人、どちらにもなることができる、そこで考えるべきことは、人はどちらにもなれる選択が常にあるということを考えさせられたブログでした。

意外と小さなことが、環境を含め、世の中の問題の解決のきっかけになるのではないでしょうか。

KJ

投稿: KJ | 2007/07/16 09:54

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