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2007/12/26

ねじれ国会はメビウスの輪?

7月の参議院選挙で与野党が逆転して以来、政治家やマスコミから「ねじれ国会」という言葉が、しばしば発せられます。
「だから法案が通らない!」
「だから国が動かない!」
「だから大連立!」
 ”ねじれ”というと、なにか悪いことのような響きがあります。果たして悪いことでしょうか。本来参議院は衆議院とは違った視点で、論議することを期待されていたのに、政治運営の都合で、政党政治に毒され、いつの間にかミニ衆議院となり、存在意義さえ問われていたのですから、むしろ与野党逆転のほうが、参議院らしい姿といえます。

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2007/12/25

鎌倉の秋(5)鶴岡八幡宮の銀杏

      <白旗神社の境内>            20071205dsc00144                                    鎌倉宮から鶴岡八幡宮へ歩いて来ると途中に頼朝の墓があります。白旗神社の階段を登った高台にありますが、訪れる人もなく、ひっそり寒々としています。平家を倒し鎌倉に幕府を開いた初代将軍の墓としてはとても寂しい風情です。

                    20071205dsc00146                                  
 護良親王を祀った鎌倉宮と比ぶべくもありません。せめて、もみじの一本、あればと哀れさを誘います。白旗神社は境内に銀杏の木が、秋の盛りを迎えています。無心に落ち葉と戯れる一人の女の子の仕草、それを遠くで見守る祖母らしき、老女の姿が、なんとも微笑まし い光景です。                                                                        

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2007/12/18

鎌倉の秋(4)鎌倉宮の紅葉

        <鎌倉宮の秋>     20071205dsc001342                                                      
後醍醐天皇は、鎌倉幕府を倒し、天皇自身が直接統治する、天皇親政の世を興そうとしました。歴史上 建武の中興といわれています。
          20071205dsc00141             後醍醐天皇の第三皇子大塔の宮護良親王は征夷大将軍として、東上し足利尊氏、新田義貞等東国武士団の協力で、鎌倉幕府を倒しました。
しかし親政に協力すると思われた武家集団は、足利尊氏を棟梁として、武家政権を目指してい他のです。護良親王は足利尊氏の弟直義によって、幽閉殺害されました。それから535年後、護良親王の夢、天皇親政は実現しました。明治政府によってこの地を鎌倉宮とし、御魂を祀ったのです。

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2007/12/17

鎌倉の秋(3)瑞泉寺の紅葉

      <瑞泉寺仏殿裏の紅葉>
20071205dsc00115_2
鎌倉の瑞泉寺は花の寺として有名ですが、特に梅の時期は、仏殿前の黄梅の古木は鎌倉でも数少ない名木です。
 その仏殿の裏に夢窓疎石作と伝わる小さな庭があります。 

                                                                          

Dsc00116 その庭の紅葉が見事な赤色で、庭を染め上げています。
  鎌倉幕府を滅ぼした、足利尊氏や後醍醐天皇の帰依を受けた夢窓疎石は、後々京都の禅寺、西芳寺(苔寺)や天龍寺に枯山水の庭を作っていますが、ここは鎌倉らしい崖を取り入れた小さな石庭です。境内は、梅、水仙、蝋梅、三又など、花の寺といわれるに相応しい花の美しいお寺です。

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2007/12/16

増税論議を封印しませんか?問答無用!と切り捨てて

「医療、介護の税源として、消費税増税やむなし」「借金を後世に残さないために、増税やむなし」という物分りのいい声が一般庶民の中からも聞こえてきます。
 しかし国の一般会計は80兆円程度なのに、特別会計は200兆円を超えるといわれています。280兆円全部が国民の懐からの支出ですから、この200兆円を一般会計と一体にして、俎板の上にのせて、使い道を再考することが、今日の最重要課題です。それまでは、庶民は一切の増税を認めないという、不退転の決意をしないと、この国の改革はできないと思うのですが、いかがでしょうか。
 このまま消費税がヨーロッパなみの15%、20%に引き上げられたら、
庶民は?
年金暮らしの高齢者は?
派遣労働で働く若者は?

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2007/12/15

鎌倉の秋(2)獅子舞の紅葉

        <獅子舞の秋>
Dsc00059
鎌倉アルプスは紫陽花の名所明月院の裏から登って梅の名所瑞泉寺までおよそ5kmですが、瑞泉寺へ下る1km手前のところから獅子舞へ下る道があります。獅子舞は鎌倉随一の紅葉の名所、今回初めて下りました。
                

                                                                                                                <天空の穴>                                 20071205dsc00075_2  平日だというのに、山間を下り始めると途端に人が多くなります。流石高齢社会です。老中が紅葉を楽しんでいます。プロのカメラマンとおぼしき人も数人見かけますが、我々素人カメラマンが頑張っているので、仕事がやりにくそうです。
   

                                                       

             <獅子舞の中心地>20071205dsc00079                                                                                      人だかりでシャッターを押すタイミングが合わないので、空を見上げて、天の穴に向かってシャッタを切ったところ、天上から、池の底を覗いたような写真になりました。

                          <光輝くすすき>          20071205dsc000952_3          獅子舞の中心の山道はいちょうの葉で金色に敷きつめられ、空は赤や黄色五色に彩られています。
 獅子舞の広葉樹林の紅葉を抜けると永福寺跡に出ます。崖にススキがキラキラと風に輝いていました。      

                 

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2007/12/14

鎌倉の秋(1)散在ガ池から鎌倉アルプスへ

     <散在が池の紅葉>
20071205dsc00054 12月5日鎌倉の秋を探訪しました。新調したデジタル一眼レフの試し撮りを兼ねて、鎌倉の秋を歩いてきました。鎌倉にもアルプスがあります。鎌倉は一方は相模の海、三方を山に囲まれた要害の地、平家を倒した頼朝はここに、東国武士団の棟梁として幕府を開きました。

                            

                      <散在ガ池への道>  20071205dsc00056                                                                           三方を囲んだ山は、自然そのままの山ではなく、弱いところは石を積んで補強し、峰峰をつないで、軍が馬に乗ったまま移動できるように軍用道路として整備した道ですその5kmほどの軍用道路が、今春秋には、老中のハイキングの名所になっています。落葉広葉樹林帯が保存されていて若葉と紅葉の美しいところです。 

                                                                             <散在ガ池>
Dsc00058
いつもは紫陽花で有名な名月院や建長寺の裏から登るのですが、今回は大船側の散在ガ池(通称鎌倉湖)の畔の紅葉を愛でて、鎌倉アルプスを目指すことにしました。散在ガ池の畔の紅葉も見事です。                            

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2007/12/11

複式簿記に秘められた色即是空(9)金子みすゞの詩と生命の負債

(1)金子みすゞの詩と生命の負債

    <色不異空、空不異色>
Photo_3
 蓄積された資本の源泉が太古の昔からの大自然の営みではないかと気付いたのは、金子みすゞの詩「大漁」でした。山口県長門に生まれ育った、薄幸の詩人金子みすゞは、浜辺で鰮の大漁に歓喜に満ちて祝う、漁師の姿の裏で、眼に見えない鰮の生命が捧げられていることを詩っています。

 <大漁>

   朝焼け小焼けだ大漁だ
   大羽鰮の大漁だ

   浜は祭りのようだけど
   海の中では何万の
   鰮のとむらいするだろう
 

 貨幣のない昔なら、大漁の鰮は、共同生活をする集落の人々で分け合ったり、他の集落の住民と物々交換をしたことでしょう。しかし貨幣経済下の今日、鰮は一旦純粋紙切れと交換され、余剰分は漁師の蓄積となるのです。大自然の恵みが紙切れとなって蓄積されていき資本と呼ばれ金利を生むようになります。金子みすゞは弱者の視線で、普通の人には見えないものを見つめ詩にしています。

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2007/12/07

初冬の奥秩父(2)峠の宿のサービス

   <奥多摩から昇る満月>
20071124pict0035_2 大菩薩峠は中里介山の長編小説の舞台として知られるようになった所です。日本百名山の一つ大菩薩嶺は、標高2,056㍍ありますが、山頂は木々に覆われ展望のない山です。少し下った1、897㍍の所に峠があり、富士山や南アルプス、八ヶ岳、奥秩父の山並みの眺望のよいところです。24日はちょうど満月、奥多摩側から初冬の澄み切った空気の中を満月が粛々と昇ってきます。

 

                              <満月は八ヶ岳に落ちる>
20071125pict0095  翌朝満月は、昇る太陽と交代するように、朝日に赤く染まりはじめた八ヶ岳を目指して消えていきました。
 富士山を撮りに大勢の写真愛好家が泊まる山荘、介山荘が峠の標識の前にあります。ここに泊まれば、居ながらにして大展望を楽むことができます。

<介山荘HP>
http://www.kaizansou.jp/

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2007/12/04

初冬の奥秩父(1)紅葉の中に個性が

     <初冬の梢に残る>
20071125pict0122 2007年11月24日~25日今年最後の山歩きと初冬の奥秩父、大菩薩峠を歩いてきました。信玄の背中を守った甲府盆地の後背地です。峠を越えると奥多摩、そして武州へ出ることができます。頂上から標高八百㍍ほどの中腹まですっかり葉を落として、山道を落ち葉が川のように流れています。時には向こう脛も もぐってしまうほどです。この季節に、落ち葉を掻き分け、掻き分け歩くこの感触がとても心地いいのです。

数葉の
梢に残るもみじ葉も
それぞれの四時思いおるやも 
          -雛鳳-  
                                <奥多摩へ下る>                             20071125pict0124_2                                                  秋の紅葉や落ち葉を見るたびに、個性ってもみじ葉や、楢の木の葉の、こんな様相を云うのではないかと思うのです。春の若葉には個性はみられないのです。
 足元の落ち葉は同じ朴葉でも大の字になって落ちているものや少し、すねて丸くなっているもの、虫に食われて傷んだもの思い思いの形で落ちています。

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