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2007/12/14

鎌倉の秋(1)散在ガ池から鎌倉アルプスへ

     <散在が池の紅葉>
20071205dsc00054 12月5日鎌倉の秋を探訪しました。新調したデジタル一眼レフの試し撮りを兼ねて、鎌倉の秋を歩いてきました。鎌倉にもアルプスがあります。鎌倉は一方は相模の海、三方を山に囲まれた要害の地、平家を倒した頼朝はここに、東国武士団の棟梁として幕府を開きました。

                            

                      <散在ガ池への道>  20071205dsc00056                                                                           三方を囲んだ山は、自然そのままの山ではなく、弱いところは石を積んで補強し、峰峰をつないで、軍が馬に乗ったまま移動できるように軍用道路として整備した道ですその5kmほどの軍用道路が、今春秋には、老中のハイキングの名所になっています。落葉広葉樹林帯が保存されていて若葉と紅葉の美しいところです。 

                                                                             <散在ガ池>
Dsc00058
いつもは紫陽花で有名な名月院や建長寺の裏から登るのですが、今回は大船側の散在ガ池(通称鎌倉湖)の畔の紅葉を愛でて、鎌倉アルプスを目指すことにしました。散在ガ池の畔の紅葉も見事です。                            

                           <鎌倉アルプスの木漏れ日>                  20071205dsc00063_2 鎌倉アルプスに入ると紅葉樹林帯は晩秋の木漏れ日が岩の苔の緑や、木々の葉を彩っています。
赤や黄色の木漏れ日の中、一年中青いのでアオキと名づけられたのであろう、アオキが赤い実を輝かせています。 

                     

             <アオキ>
20071205dsc00065_2
この実も、きっと近いうちに鳥に啄ばまれて、どこかに運ばれていくのでしょう。
野山を歩いて、植物をみると、いつも思うことがあります。植物は地上に根を下ろしたら、以後いかなることがあろうと、動くことはできません。
 種子を鳥の餌として役に立たせその見返りに、鳥に運ばれ糞に守られて、落ちた先で芽を出します。落ちた先が岩の上なら芽を出すことも叶わないかもしれないのです。
 鳥も恐竜から進化したという説もありますが、鳥類が最も繁栄している動物といわれるのも、植物との共生に成功したお蔭なのでしょう。
 ぶなの実はプロペラのような羽根で風に舞って少しでも遠くへと飛んでいきます。動物は旱魃に遭えば移動することで環境を変えることができますが、植物はひたすら種子を蒔き続けることによってのみ、世代を超えて環境を変えていくのです。 せっかちな人類と違って、気の遠くなるような辛抱強さです。                                                             

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