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2008/01/31

映画「いのちの食べかた」を観て(3)もしも立場が逆さまだったら!

     <写真4.鮭の解体>
3_2 漁場でホースで鮭を海水と一緒に吸い取って漁獲しています。その鮭が工場で活きたまま、写真4.のようにコンベアの上で腹を裂かれ、ホースで内臓を吸い取られるのです。牛や豚の解体シーンも残酷なイメージですが、吊り下げられているので、自分と一体になることはなかったのですが、この鮭の姿は、仰向けに寝ている姿のせいか、ギョッとして、一瞬人間が横たわってるような錯覚に襲われました。もし自分達人間だったら?
映画「続猿の惑星」で猿に支配される人間の姿をみた以上のショックを感じたのです。人間が、鶏族、豚族、牛族に、繁殖させられ吊るされて、食用に供されている姿を、人間が見たらどんな想いをいだくことでしょうか。

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2008/01/28

映画「いのちの食べかた」を観て(2)いのちの増殖

    <写真2.豚の解体工程>
2 吊り下げ型のコンベアーで移動する牛の腹を割くと、どっと血液が腹から、口から胃液が迸り出ます。眼を背けたくなるようなシーンのはずが、カメラワークなのか、次のシーンを想像して、凝視してしまいます。
 牛の繁殖は直接交尾させることはなく、発情した雌牛の後ろから、雄牛を乗駕させ、射精の瞬間に精子を横取りして、それを人工授精に使うのです。霜降りの美味しい肉を作り、美味しい乳を沢山出す、牛を作るためです。 豚も、鶏も大同小異、次から次へとコンベアに吊るされ、加工されていきます。 

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2008/01/27

映画「いのちの食べかた」を観て(1)食料生産の現場から

    <写真1.屠殺直前の牛>
1_5 マイミクのcandleさんのお奨めで映画「いのちの食べかた」を観ました。原題は「OUR DAILY BREAD」です。オーストリア生まれのニコラス・ゲイハルト監督のドキィメンタリー映画です。鶏肉、豚肉、牛肉、パブリカ、ホワイトアスパラガス、トマト、等など、食料生産も、効率を求めて工業製品の生産工場とまったくといっていいほど変わらないものになっています。
 その生産現場を、坦々と丁寧にカメラを回し取り続けています。ナレーションも、字幕スーパーもなく映し出される工場労働者の姿も、その会話も、工場の騒音と同じ力点で映し出しています。もちろん取材した企業名、地域も一切わかりません。
 観客には、監督の価値観も、意図も見えないようにしています。観客に、自分の目で見て自分の価値観で判断することを求めている珍しい手法のドキュメンタリー映画です。

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2008/01/26

<久々の上海(2)ショップ事情

      <10元ショップ>
20080119dscf10311011_5 日本人の多くは、未だ中国の経済成長を認めたがらない方が多いようですが、すでに日本人観光客も、日本円もそれほど有難がられる存在では無くなっています。振り向いてもくれないのです。
 

<なぜか日本語表記>                          20080119dscf1033101_5  デパートの地下に10元ショップが ありました。日本では100円ショップです。ここは店名もすでに150円ショップ です。日本の百円ショップで100円で売っている、ボールペン、サインペンと同じもの日本産が、150円で売られています。
 滑稽なのは、店頭のデザインのつもりなのでしょう。きっと客も店員も読まないのでしょうか?日本語表記で「なんでも、み~んな」のつもりが「け~んな」になったままです。
 日本でも原材料の高騰で、100円の商品ばかりでは無くなっていますが、それにしても、日本人の多く方が想像しているより、物価は高くなっています。

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2008/01/23

久々の上海(1)時速431km

   <磁気浮上式鉄道>
P1000964 1月18日夜から上海へ行ってきました。残念ながら帰宅の20日まで雨の上海でした。7年ぶりの上海は、噂の通り、とても奇麗な街に変身していました。通りにはゴミもなく、行き交う自動車も奇麗になり、静かな街に変貌しています。

       <時速431km>                         P1000971_2            市内と空港を結ぶ、磁気浮上式鉄道30キロメートルの距離を8分で走り抜けます。今か今かとメーターを見つめていました。
メーターが時速431kmを示したその瞬間、騒いでいるのは日本人、中国人の乗客はあまり驚く様子はありませんでした。片道50元(750円)往復80元です。

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2008/01/14

お奨め書籍「三位一体モデル」中沢新一著

書名 「三位一体モデル-TRINITY-」
著者 中沢新一
出版社  (株)東京糸井重里事務所

昨年一月に出版されベストセラーになった本です。腰巻に「30分で読めちゃう」とタモリの書評があります。僕には30分というわけにはいきませんでしたが、まあとりあえず60分かければ読み終えることができます。「三位一体」という思考モデルの提示ですから、日常のビジネスシーンにも、プライベートな生活上のことにも、役に立つ思考モデルです。座右に置きたい一冊です。
 古くは児雷也に登場する、「蝦蟇-蛞蝓ー大蛇」の三すくみ構造、「グー、チョキ、パー」のじゃんけんモデル、「真-善ー美」「心-技-体」等々そして、諸葛孔明が劉備に提言した、「魏-呉-蜀」の天下三分の計に見られる三国鼎立の安定構造も、三位一体モデルと想像できれば応用が利きますね。

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2008/01/06

年頭にあたって循環二題

       <顧客満足の循環>
20080080101
(1)始動は「お役立ち」
今年は、干支も一回り新しいスタートの 子年です。チーズをかじっているネズミのキャラクターを見つけたので、挿入してみました。
 2000年秋から2001年にかけて、ベストセラーになった小冊子が「チーズはどこへ消えた」でした。変化にいかに対応するか?じっと止まることの危険を説いたものです。久々に思い出しました。
  
   

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2008/01/01

「経世済民」の願いを年頭に祈念して!

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
「economy」に「経済」という漢字を与えたのは福沢諭吉だそうです。その経済は「経世済民」を略したものです。広辞苑には「経世済民」の意味を「世の中を治め、人民の苦しみを救うこと」と記しています。経済≒政治です。
 しかし今の英米日の経済学の主流は新自由主義、政治から経済を切り離し、政府の役割を最小にして、自由放任の市場原理に委ねさえすれば経済は成長し、世の中は良くなり、民は幸せになるといって、世界中に新自由主義を推し進めています。
 政治と経済を切り離すことは、「済民」を切り捨てることになります。その結果がこれからも続くであろう格差の拡大、切り捨てられる「民」は、「自己責任」と罵声を浴びせられ、負け組の刻印を押されて、分別されてしまいます。

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