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2008/02/23

金色の兼六園

      <唐崎松の雪吊り>
20080210dsc006261  8日の午後和倉温泉で仕事を済ませて、翌日から能登半島を一回り、雪の能登、凍る絶壁など想像して、写真を撮ろうと思ったのですが、やはり温暖化の影響で、近年能登半島も積雪のない冬を過ごしているようです。




                           <雁行橋を前景に七福神山>                     20080210dsc00640              
 生活している方には、雪の無い冬のほうがありがたいでしょうね。
  千枚田では、年回りの似た老中達が悔しそうな顔をして、カメラと三脚を持ってうろうろしています。中には今年で、三年空振りと嘆いているマニアもいました。
 のんびり暖かい能登を楽しみ10日夕刻金沢に戻りました。運良くライトアップの最終日、このために今夜も夜行バスにしておいたのです。

雪吊りの金色の松も語り部か
百万石の想いを今に
2008年2月10日
  兼六園のライトアップ -雛鳳-

          

     <幻想の瓢池> 20080210dsc006701                                                                
  早めの夕食を済ませて、17:00から兼六園門前で待つこと30分、開園直前、後ろは長蛇の列です。
雪の兼六園で好スポットは確認済み、真っ先に栄螺山の頂上に三脚を据えて、雪吊りの唐崎松を撮りました。8日の雪は、午後には融けてなくなったようです。  華やかな唐崎松を映す霞池とまったく違った、怪しい雰囲気を漂わせているのが瓢池 です。その怪しさも雪の瓢池とはまた趣がちがうのです。

                             <翠滝と海石塔>              20080210dsc006651     まだ青味の残った日暮れの空に浮かぶ金色の松は、息を呑む凄さで圧倒して、言葉にならない美しさで迫ってきます。池面に揺れる金色の松との対照も見事です。兼六園は雪の純白も、光の輝きもしっかりと受け止めています。




        <黄金の唐崎松に三日月>
20080210dsc00646 瓢池に注ぐ翠滝、名前の通り緑にライトアップされた、滝の水が周囲の石を翡翠に染めています。明るくライトアップされた海石塔が対峙しているのも、配置の妙を感じさせます。  









                                                     <金沢城橋爪続櫓にも月が懸かる>            20080210dsc006881雪吊りの松は、連なる山並みのようにも見えますが、そこに細い三日月が白く光っています。
 金沢城は大河ドラマ「利家とまつ」を契機に、復元されています。お堀には薄氷が張り、鈍く光っていますが、橋爪続櫓の上には三日月が光っています。
とうとう21:00、スピーカーから閉園の案内が聞こえてくるまで、金色の兼六園をたっぷり堪能しました。
雪と光の兼六園は、とてもラッキーな旅でした。

                                                         

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コメント

コメントありがとうございます
<雑草さん>
京都の寺々にも枯山水の庭や庭園が沢山ありますし、全国に大小に拘わらず素敵な庭がありますね。庭だけでなく、風景そのものが庭のようなものです。情報は送り手の勝手、受け手の勝手の法則があります。いかに素晴らしい庭でも、作者の思いをそのまま受け止める必要はなく、自分の感性で切り取ればいいんです。
 カメラを持つって切り取っているうちに、自分の中のものが見えてくるようです。

投稿: 懐中電灯→雑草さん | 2008/02/24 09:54

見事ですね。
造った人はどのようにして構図を考えたのでしょうか

投稿: 雑草 | 2008/02/23 12:43

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