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2008/07/15

夏の吉野山散策

    <吉野山のご来光>
20080706dsc01689 2008年7月5日奈良での後継者講座を終え、その足で吉野へ向かいました。吉野といえば桜、桜といえば吉野と言われるだけあって夏の吉野は、超閑散期、泊まった旅館辰巳屋は二組四人と貸切状態でした。吉野は役の小角が奈良時代に開いた金峯山寺があり、日本の修験道発祥の地です。
 天皇親政に失敗した、後醍醐帝が吉野を御所として、南朝を開き、足利政権が立てた北朝と対立した地でもあります。
 

                             <吉水神社> 
Dsc01723_2
吉水神社は南朝の皇居、朝廷が置かれたところですが、写真のように質素なところです。日曜日というのに、観光客はこないと思っているのか、入場料を取る入り口も閉まっていました。
 門前に児島高徳が隠岐に流される後醍醐帝に残したといわれる一句「天莫空勾践時非無范蠡」が板に刻んで掲げられていました。
  <西行庵の青もみじ>

20080706_2 

子供の頃母親が、手内職をしながら口ずさんでいた歌が浮かんできました。楠正成の話と共に耳にたこができるほど聞かされた忠臣物語です。
 下千本、中、上、そして奥千本と絶好の観桜の名所があります。夏の吉野は全山緑におおわれて、もみじの緑もなかなか見ごたえがあります。桜だけの吉野山ではありません。

                               <吉野水分神社> 20080706                                       奥千本のその又奥に、西行が庵を結んだところがあります。秋の紅葉はさぞ美しかろうと、想像を逞しくし、秋の吉野を訪ねたくなりました。 
 辰巳屋特製の、丹波の黒豆の甘煮を透明感のある吉野葛で包んだ和菓子がでました。中々の美味でした。この和菓子を創作したひとは何を思って作ったのか、思いを馳せてみました。

 <丹精黒豆羹-辰巳屋特製->20080706dsc01743                                               大君の憾みは深し吉野山
葛の巌に京を閉じ込めて
       ー雛鳳ー

         

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