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2008/08/06

北アルプスの深奥部雲ノ平へ(3)薬師岳へ

   <赤沢岳に朝日が昇る>
20080724dsc01813 第二日目今日は13時間の長丁場、途中の稜線で朝日を拝もうと、4:00にそっと小屋を抜け出しました。周囲は濃霧に包まれ朝日は期待できそうになりません。
 雪田や雪渓に道が閉ざされてしまうと、濃霧の中懐中電灯を頼りに、踏み後を探すのに一苦労です。首を上下左右に振って、額の懐中電灯で周囲を照らし歩きました。
 標高2616㍍鳶山を過ぎしばし歩いていると、針の木岳の隣赤沢岳付近から朝日が昇ってきました。ご来光といえる朝日ではありませんが、諦めていたのですから、まず一日の無事を祈って、ありがたや、ありがたやです。

                                                           <越中沢岳付近のミネズオウ>                   20080724dsc01830_3 這い松の下に大きな株をつくって咲いているのがミネズオウです。ファインダーから覗くと石舞台の上のコーラスを観賞しているようにも見えます。6:30分標高2591㍍越中沢岳を過ぎしばらく歩くと、スゴ乗越の鞍部を見下ろし、
  

 <はるかむこうに薬師岳への稜線>
20080724dsc01840

 中腹にスゴ乗越小屋の赤い屋根が米粒のように見えます。目指す薬師岳は、はるか先雲の中です。 

 

                              <薬師岳を望む>
20080724dsc01866_2  北薬師岳を越え、今日最後の難関薬師岳が間近に見えてきました。山頂にシンボルの薬師如来を納めた薬師堂が見えます。薬師岳は氷河の跡が圏谷として残っていますが、今は残雪がたっぷり残っています。地球温暖化が人間が排出するCO2が原因と声高に叫ばれています。この日本も氷河期にはこの薬師岳2926㍍まで氷河に覆われていたのです。
      <シャクナゲの花>
20080724dsc01857_2 果たして地球温暖化は、人間の営みによるものなのか、地球の大きな気象変化の波の中の出来事なのか、本当のところはわかりません。アメリカのゴア元副大統領がにわかに、「不都合な真実」を喧伝しているところから、別な狙いを感じますね。

       <イワイチョウ>
20080724dsc01846

環境問題は日本では河川、海の水質汚染、ごみ処理問題でしょうし、日本の食料問題はカロリーベースの自給率ではなく、金額ベースの自給率、付加価値の高い農産物輸出で解決するほうが現実的でしょう。
  薬師岳山荘へたどり着いたら既に17:30分を回っていました。最後の一人です。小さな山小屋なので予約を入れておいたので、夕食も寝床も布団一枚分用意してくれていました。ありがたや、りがたやです。
<食糧自給率の怪>
http://net-ksk.cocolog-nifty.com/keiei/2005/02/post_5.html

<新聞報道「農林水産物輸出好調を保つ>
http://net-ksk.cocolog-nifty.com/keiei/2008/02/post_c3ea.html

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コメント

コメントありがとうございます
<しじみさん>
 イワイチョウは葉がイチョウの形に似ているところから、ついた名前です。雪渓が消えた、湿地に多く見られる花で、北アルプスでは、なじみの花です。
 

投稿: 懐中電灯→しじみさんへ | 2008/08/08 23:50

「イワイチョウ」というのは初めてです。
この辺りにはたくさん咲いているのでしょうか。

投稿: しじみ | 2008/08/07 16:30

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