« ナシーム・ニコラス・タレブ著「まぐれ」が面白い-人生における”まぐれ”の効用 | トップページ | もう虚しい!!いっそ財政再建なんてやめましょう(2)ロックフェラーセンターの二の舞に? »

2008/09/26

もう虚しい!!いっそ財政再建なんてやめましょう(1)日本人の次代のために

 マスメディアの街頭インタビュで庶民も”財政再建派”が多いように見受けます。日本人の借金嫌いと、政府のプロパガンダの洗脳が効いているようです。
 しかし最も呻吟する庶民が、どうして消費税アップ、社会福祉切捨てに直結しているキャッチフレーズに賛同するのか理解できません。
 あえて言うなら、もう財政再建は止めて、政府に国債をどんどん発行させて、日銀券をじゃぶじゃぶ印刷して赤字財政にしたほうが、将来のためになりそうです。
「えじゃないか、えじゃないか」「ポピュリズムでえじゃないか!」生活保護世帯への補助をたっぷり増額し、介護サービスの法定最低価格をしっかり上げて、その補助に税金を投入します。そうすれば、若者の介護士志望も増えるでしょう。最低賃金を大幅に引き上げ、子供の教育の無料化、フリーターへの自立支援、子育て支援、育児手当の増額などなど借金をしてでも次代へばら撒いたほうがいいのではないでしょうか?

 今のままでは次代へは、借金だけを残すことになります。さらに恐ろしいことが起きています。
 9月21日の日経朝刊のトップ記事は「外貨建て担保に資金供給」です。日銀は、米国債を担保に、円資金を日本に支店をもつ外国銀行に貸し出すというのです。外銀はそれを、本国のサブプライムローンで、収縮した流動性の穴を埋めるのです。 
 今でさえ、日本政府は、売却処分することもできない、実質無価値の紙切れ米国債を大量に資産として抱えています。それは国家の貸借対照表借方(左)に記録されています。左の資産、米国債がゼロになれば、貸借対照表の貸方(右)のマイナス(累積財政赤字)が増えることになります。その累積財政赤字を返済するのは次代です。
 サブプライムローンで大混乱ですが、世界全体が損をしたわけではなく、儲けて持ち逃げした集団がいるはずです。それが日本人ではないことだけは確かです。その穴埋めのために、次代の日本人に借金を背負わせるより、国内の低所得層の底上げや、若者にやる気を出してもらうことに税金を使って国内経済を浮揚させて、その結果として世界経済浮揚に協力するほうが前向きなやり方だと思うのですが。?

|

« ナシーム・ニコラス・タレブ著「まぐれ」が面白い-人生における”まぐれ”の効用 | トップページ | もう虚しい!!いっそ財政再建なんてやめましょう(2)ロックフェラーセンターの二の舞に? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50017/42577354

この記事へのトラックバック一覧です: もう虚しい!!いっそ財政再建なんてやめましょう(1)日本人の次代のために:

« ナシーム・ニコラス・タレブ著「まぐれ」が面白い-人生における”まぐれ”の効用 | トップページ | もう虚しい!!いっそ財政再建なんてやめましょう(2)ロックフェラーセンターの二の舞に? »