映画「私は貝になりたい」を観て「ああ理不尽な人間社会!」
映画館を出て、まず家内と顔を見合わせて一言、「理不尽だね!」「哀しいね!」でした。人間社会の不条理、理不尽さが、観客の胸に迫って来る映画です。
題材は極東軍事裁判で捕虜虐待の罪で、B級戦犯として裁かれた日本兵の物語です。太平洋戦争末期、アメリカ軍は日本の主要都市を無差別爆撃しました。戦争と直接関わりのない多くの民間人が無差別に焼き殺されたことは、永遠に消えない日本人のトラウマになっています。直接戦争と関わりの無い非戦闘員を殺傷にすることは、ハーグ国際条約で禁止されています。アメリカの無差別爆撃、広島、長崎への原爆投下は明らかにハーグ国際条約違反です。
映画では絨毯爆撃を実行したB29が撃墜され、パラシュートで脱出した搭乗員を捕らえた日本軍は、民間人を守ることもできない自分達の不甲斐なさも手伝っていたのでしょう。そのまま捕虜を処刑(殺害?)してしまいます。
敗戦後、極東軍事裁判で、上官の絶対命令でやむなく銃剣で突いて処刑した、一兵卒の召集兵が捕虜虐待の罪で、B級戦犯として絞首刑になります。捕虜虐待は国際条約違反だからです。
<私は貝になりたい公式サイト>
http://www.watashi-kai.jp/
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