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2010/02/26

厳冬の上高地を歩く(5)帰路の明神池

       <吹雪の20100202dsc003351b明神橋>                                                             2月2日最終日の今日はとうとう吹雪になりました。これも楽しみのうち。徳沢園から1時間で明神橋につく。梓川もここまで下ると、雪原に隠れていた水の流れも見えてきます。

                              <明神池一の池>                      20100202dsc00341b                                
  明神池でしばし休憩、カメラタイムですが、皆さん吹雪でカメラが濡れるのが気になるようです。春の若葉、秋の紅葉とともに明神岳や青空が池に映える景色もなんとも形容しがたく美しいのですが、                      
     <明神池二の池>
20100202dsc003471b 墨絵の明神池もまた神秘的、吹雪も幾分収まっていますが、明神岳は隠れたままです。
 大正末期上高地を拠点に狩をしていた猟師の上條嘉門次は、イギリス人W/ウエストンを案内して槍ケ岳や穂高岳に登り近代日本の登山史の一ページを飾った人です。

                                  <明神池ニの池>                     20100202dsc003511b          
W/ウエストンはこの上高地を中心とする、飛騨山塊を日本アルプスと命名した人です。
 明神池の畔に、当時嘉門次が拠点としていた小屋の、

                                 


   <雪に覆われた嘉門次小屋>
20100202dsc003551b
雰囲気をそのまま残した嘉門次小屋を曾孫が今も守っているそうです。観光シーズンは大勢の観光客がここで岩魚の塩焼きを味わうところです。            

                          <吹雪の明神橋を渡る>               20100202dsc003581b                    写真に夢中になって、出発が遅れてしまいましたが、そのお蔭で、メンバーが吹雪の中明神橋を渡る風景を撮ることができました。


                             


     <雪降る大正池>
20100202dsc003721b  
天気がよければゆっくり休憩する河童橋も吹雪の中立ったまま行動食のビスケットをかじり、ひたすら大正池を目指して歩き続けます。振り返り、振り返りつつ、まさか入れるとは思っても見なかった厳冬の上高地も見納めです。

                          
                             
                                                               <旧釜トンネル>                          20100202dsc003851b  
釜トンネルを抜け、迎えに出てくれたペンション「しるふれい」のご主人の車でペンションに戻り、源泉掛け流しの温泉に浸かって二日間の汗を流しました。自家製の漬物を味わいながらのビールも美味しいに一言。
 燕山荘の期待を超えるサービスの凄さは、所用で一日で徳沢一泊で帰社した赤沼社長ご自身、再びこのペンションまで車で上がって来て、我々がビールを味わっている横で歓談し、なんと松本駅まで送ってくれたのです。定期バスに乗るつもりでいた僕にとっては、源泉掛け流しの温泉にタップリ浸かった上に予定より1時間も早く帰ることができます。下世話な話ですが、2400円の帰りのバス代も浮いてしまいました。虫の知らせか往復割引の切符を買わず片道切符で来ていたのです。期待を超えるサービスその四です。
 期待を超える顧客サービスをもらった者の心得は、次回同じ方(会社)からサービスを受けるときに、前回期待を超えた分を前提としないでご破算にして臨むことです。それが”相手の立場に立つ”ことであり、”自己の満足”を満たし続ける秘訣だと思うのです。
 「もっともっと・・・・」と無限に、己が支払う料金以上の満足を期待するのは成熟社会の成熟した大人のすることではないと思うのです。言うは易く行なうは難しですが、成熟社会とは、社会を構成する人々の成熟以外にはありません。デフレスパイラルを止めるのは、インフレターゲットといった経済政策で、日銀が通貨を増発することではないと思うのですがいかかでしょうか? 
 気分高揚したまま松本駅から篠ノ井線に乗ったのですが、長野駅で下車するときにスノーシューを網棚に置き忘れてしまいました。ちょっと間抜けな結末になりましたが、期待以上のスノーシュートレッキング大満足でした。そうそう期待を超えるサービスその三を書き落としました。徳沢園での二日目の夕食、ガイドの榊さんが山形の芋煮を作って振舞ってくれました。なんでもお母上のレシピとのこと。
<ペンションしるふれい>
 ペンションなのに源泉掛け流しの温泉、アットホームなもてなし素敵です。上高地観光の拠点「沢渡」にあります。
http://www.azm.janis.or.jp/~silflay/about/index.html

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