« 厳冬の上高地を歩く(2)厳冬の暁月夜 | トップページ | 厳冬の上高地を歩く(3)横尾へ »

2010/02/13

若者よ!「試して見みないか八甲田農業体験!」

   <八甲田農業体験資料(1)>
_1_2      <資料(2)>

_2

               
    <資料3>      _3_3
弘前市在住の縁者佐藤博子女史が、厚労省の認定を受けて、六ヶ月間の農業技術訓練の講座を開くことになりました。自分の人生に新しい道を開きたいと考えている方、就業の道が閉ざされて、どうしてよいやら途方に暮れている若い方々、農業ができるか、できないか?」やらないうちから深刻に考えないで、気軽にチャレンジしてみませんか。やってみて、無理ならやめればいいのですから。
 人生の長い道のり、北の大地で半年回り道をしてみるのもいいのではないでしょうか。
 一定の要件が合えば「訓練・生活支援金」も支給されるそうです。      

今官民こぞって「成長なくして幸福なし」と「成長」「成長」と声高に叫んでいますが、果たしてそうでしょうか。「内需拡大」も「公共工事」も「法人税引下げ」も同工異曲、共に企業を刺激しようというサプライサイドの論です。今日本の喫緊の課題は若者の失業、無業化です。必要な政策は、若者の雇用創出、失業対策ではないでしょうか?
 昭和20年8月15日太平洋戦争敗戦、焦土と化した日本列島に、傷ついた復員兵、傷ついた非戦闘員(一般人)が続々と引き揚げてきました。昭和21年9月母親に抱かれ初めて博多の土を踏んだ僕もその中の一人です。
 幼かった自分の記憶をたどってみると、昭和20年代後半、政府は失業対策として、山に植林をしました。広葉樹林を伐採して、将来の住宅資材供給として杉や桧の苗を植えたのです。その苗が生長途中で輸入材に負けてしまった結果、山林が荒廃して杉の花粉が大量に飛散して杉花粉症の原因になっているとも言われています。少々思慮が足りなかったと後講釈する方もおられますが、当時は大真面目でした。「思慮が足りなかった」と云わず、「人間万事塞翁が馬」後世に仕事まで作ってくれたと、花粉症対策を兼ねて、もう一度失業対策事業として、60年たった成木を伐採し、荒れた山々を整備したらどうでしょうか?今更ダムや道路を作るより、砂漠にお金を埋めて掘り返す失業対策事業よりましな失業対策になると思うのです。
 
コーリン・クラークが産業を三つに分類したものが現在まで、定着して使われています。林業、漁業、農業といった第一次産業、製造業、建設業などの第二次産業、サービス業、金融などの第三次産業へと就業人口も遷移していくといっています。
  だからといって、第一次産業より第二次産業、第二次産業より第三次産業のほうが優れているというわけではありません。もし第三次産業のほうがより優れている、より進歩していると考えているとしたらそれは、進歩史観に毒されてしまっているからです。
 第一次産業の成果物無しでは人間の生活は成り立たないのですから第二次産業は第一次産業の、第三次産業は第一次、第二次産業の基礎の上に築かれているのです。そして第一次産業も第二次、第三次産業の技術やサービスを相互に取り入れて発展してきました。
 
今の日本人の多くがこのことを忘れてしまったのか、忘れたふりをしてきました。そのつけが今、地方経済の崩壊、若者の失業、格差の拡大等々、様々な社会問題として表れているのではないでしょうか。
  第一次産業、第二次産業が衰退してしまったら、遷移できない人々はどうしたらいいのでしょうか?就労人口の、すべての人々の資質が第三次産業に向いているわけでもないし、知識先端産業に向いているわけでもないのです。
 今の日本に必要なことはこの第一次産業を生活のための基礎産業として10~20年かけて残すことだと思っています。そのために若者に農業、漁業、林業に係わる技術を伝える必要があります。若者に取っても、派遣労働や契約社員といった就労形態で、将来に不安を抱えながら、未熟練労働者として一生暮らすより、現在は不安でも、将来の可能性にかけて見るのも一考ではないでしょうか。
 在のことは大人や現在に適合する人たちに任せて、国債は未来の税金、未来の税金は未来のために、若者のためにこそ使って欲しいですね。この研修企画は、このような視点からも期待したい企画です。

|

« 厳冬の上高地を歩く(2)厳冬の暁月夜 | トップページ | 厳冬の上高地を歩く(3)横尾へ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50017/47515557

この記事へのトラックバック一覧です: 若者よ!「試して見みないか八甲田農業体験!」:

« 厳冬の上高地を歩く(2)厳冬の暁月夜 | トップページ | 厳冬の上高地を歩く(3)横尾へ »