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2010/06/07

八甲田農業体験研修のその後

   <八甲田農場バーベキュー>
Dsc01397b  農業体験研修も三ヶ月が過ぎようとしています。その後を知りたいと思い、5月31日八甲田農場のバーベキューに参加しました。
 農業体験研修を主宰する弘前市在住の社会保険労務士佐藤博子さんの企画です。研修生、受け入れている農家の方々、講師の方々、支援している青森のホームセンターの社長はじめ、地元の経営者の方々、三々五々集まって時間とともに盛り上がってきました。
 
                  

                              <筍の味噌汁>
Dsc01396b_3 アスパラ農業体験を指導する農家の経営者は採りたてのアスパラ、今旬のホタテを持参して振舞っていただきました。農業では生活できないとホタテの加工を営んでいるそうです。トマト、レタスもさすがに美味い。牛に、豚にそして馬肉も柔らかく美味しい。
 話に夢中になっていると、背後の藪の中でごそごそ音がしています。さては熊か?と。山菜採りが我が物顔で盗っています。山菜採りという言葉からは、自然の野山へ分け入って、食を楽しむ野趣を感じますが、現実は、農家の敷地内へ入り込んでの山菜”盗り”なのです。
 旬を楽しむといった風情ではなく、大量に盗って、換金を意図したものです。行きがけの駄賃にと、作付けした野菜まで盗っていくというから世も末です。農家の方々より年収も多いであろう町の人々が土日の休みを利用して小金稼ぎに”盗り”、農家は土日も休まずお天気次第と精を出す、なんともちぐはぐな光景です。
 <八甲田山系の白い雲>
Dsc01404b 八甲田山系や岩木山にはまだ残雪が残っていています。
 千葉、群馬、東京と関東圏からの研修生も多く、中には農家から頼りにされている方も出ています。
 一方で中国人研修生も農家には欠くことのできない労働力になっているので、その内外賃金格差を埋める政策を見つけ出さない限り、日本人の、日本人による、日本人のための農業は再生できないのではないでしょうか?
 地域の再生には、セルビオ・ゲゼルの目減りする通貨の思想を汲んだ本気の地域通貨がコアになると思うのですが。
 

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