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2010/08/27

夏の風物詩 鷺草

   <鷺草>
Dsc01985b今年も鷺草が酷暑の中、一服の清涼を与えてくれています。毎年春のお彼岸に新しい鉢を求め、土も新しくて、植え替えをします。長さ一㌢にも満たない小さな球根から伸びた茎から3~5輪の花が咲きます。年々球根の数が増え、居間や書斎に乱舞しています。二週間ほど心和ませてくれる夏の花です。

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2010/08/21

もういい加減に「青田刈り」を止めませんか!

今春の大卒者の就職率は60.8%、今年の就職戦線はさらに厳しさを増していると言われています。政府もこの問題では、模索しいるのでしょう、8月19日日経新聞のトップに「新卒1万人就職支援」とありました。「新卒者体験雇用制度」等々いくつかの対策に300~400億円の予算を付けるようです。まあ百歩譲っても「やらないよりはやったほうがいい」程度の目先の施策に過ぎないのではないでしょうか。
 「青田刈り」は正しくは「青田買い」というのだそうです。確かに「内定」は「青田買い」なのでしょうが、就職できない残りの40%の若者は、学びの期間の1/3の時間を就職活動という名目で徒労に帰してしまい、”実る”こともできず立ち枯れてしまいます。
 したがって我々の時代は「青田買い」だったかもしれませんが、今は「青田刈り」のほうが実態に合っているように思えます。
 僕が就職活動した年は1965年、時あたかも戦後最大の不況といわれた昭和40年不況の真っ只中でした。当時四年生の7月1日解禁でした。今は三年生の秋から始っているようです。就職支援と称して在学中から職業体験をさせたりしていますが、これでは、何時、何処で、何を基礎学力として学んだらいいのでしょうか?

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2010/08/16

北ア裏銀座を歩く(7)新穂高温泉へ下山

<1.焼岳、乗鞍岳>
2010085dsc01940b 7月16日今日は下山の日です。生憎東の空は雲に覆われ、ご来光は望めそうもありません。4:30分小屋の前から眺めることができる、槍ケ岳の後から昇るであろう朝日は後日に託して、笠新道を下ることにしました。 

 <2.ヒメサユリ>                 20100826dsc01953b_2                       

 昨日歩いてきた縦走路を小一時間、抜戸岳(標高2,812㍍)まで戻ると、そこが笠新道の分岐点、ここから新穂高温泉へ一気に下るのです。しばらくは正面に、写真1.の風景が拡がっています。西穂高の岩峰、焼岳、乗鞍岳、遠くは雲の果てに中央アルプスも見えています。

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2010/08/14

北ア裏銀座を歩く(6)黄昏の槍穂連峰

   <1.ハクサンイチゲ >
20100825dsc018741b この時期多いのがハクサンイチゲです。太宰治は富岳百景の中で、「富士には月見草がよく似合う」と書いていますが、太宰治に倣って「槍にはハクサンイチゲがよく似合う」です。
 

<2.ハクサンイチゲの群落>                    20100825dsc01882b
 太宰治は、御坂峠でバスを降りた乗客みんなが富士山を見上げて感嘆しているとき、一人の老婆が富士を背に路傍の月見草を眺めている姿を見て、「月見草が良く似合う」と詠んだそうです。決して添景として似合っていたのではなかったようです。太宰治もこのハクサンイチゲを見たらきっと、「槍にも・・・・・」と詠んでくれるでしょう。
 早朝歩いた、伸びやかな双六岳の稜線を背景にハクサンイチゲが今を盛りと群れています。                     

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2010/08/11

北ア裏銀座を歩く(5)ご来光を仰ぐ

  <写真1.ご来光>
20100725dsc01769b 縦走三日目、三俣山荘に泊ると毎々出立は早いのです。3:15分に小屋を立ち、小一時間で標高2,848㍍の三俣蓮華岳山頂は人っ子ひとりいません。今年も独占か?
 三脚を立て、湯を沸かし、コーヒーを啜りながらご来光を待ちます。

<2.ご来光>                              20100725dsc01780b
  4:44分北信濃の山の奥からスーと微かな音をたてて、太陽が昇ってきます。周囲の山肌、雪田もわずかにオレンジ色に色付き始めまました。きっと自分の顔も暗橙色の猿顔になっていることでしょう。十歳ほど若そうな中年のパーティが3人ほど登ってきました。間に合わなくて頂上直下で仰いだそうです。

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2010/08/08

今ふたたび映画「楢山節考」を

このところ「”消えた高齢者”問題」として長寿として美談と語られてきた日本の長寿社会がにわかに崩れ去ろうとしています。しかしこの問題、倫理感の欠如、失われた道徳、ちぎれた家族の絆と、個人の心の問題として語る方が多いのですが、その方々はこれまでとても幸せな人生を送ってきた方々、消えた方々は無言のまま、僕など、もしかしたら紙一重、同じ立場に立ったかも知れないと、胸をなでおろすばかりです。
 人間の性(さが)を真摯に見つめれば、隠されていただけで、すでに起こった未来、起きていたものが表面化したに過ぎないのではないでしょうか。
 この問題は、血縁、地縁、社縁を断ち切ることで経済発展を謳歌し、豊かさを追い求めたきた負の遺産、偏に政治、行政(この問題に限れば地方自治体)の怠慢が原因です。「個人情報保護、個人の自由があり、限界がある」は言い訳に過ぎません。
 この問題を考えるに当たって、もう一度、日本中の老いも若きも、今村昌平監督の映画「楢山節考」を観なおしてみてはいかがでしょうか?
 そういえば、今夏の山歩きの帰路、篠ノ井線で伝説の里姥捨て山駅を通りました。今は千枚田、田毎の月で知られるようになり、観光スポットになっています。一度写真を撮りにいきたいと思っている所です。

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2010/08/07

北ア裏銀座を歩く(4)黒部川の源流を歩く

  <1.裏銀座の縦走路>
20100724dsc01697b通称、裏銀座の縦走路は写真1.左の槍ケ岳の頂上が目標ですが、今回の目標は混雑を避け、一昨年断念した右端の笠ケ岳です。

                           <2.シコタンソウ>               20100724dsc01725b     シコタンソウが咲いていました。五弁の白い花びらに黄色と赤の紋様がきれいな花です。雌蕊がツンツンと花びらの間に伸びているの花びらを引き立てています。

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2010/08/05

北ア裏銀座を歩く(3)縦走路コマクサ大群落

   <1.ご来光>                                          
20100724dsc01639b 7月24日(土)今日は二日目小屋の裏手の小高いところでご来光を撮りました。4:47分、この季節朝東側に雲が多くて、雲間の旭日ですが。日の出前後の30分は雲の色の変化がきれいです。
<2.一足早いチングルマ>                         20100724dsc01677b  小屋の朝食を済ませて、5:40に小屋をでます。宿泊客も10名に満たない数で小屋の人達も、のんびりと奥で食事をしているのか、お互い挨拶もない出立になりました。ここは裏銀座の玄関口、表銀座の玄関口、燕山荘ならアルバイトの人々も「気をつけて!」と見送ってくれます。

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2010/08/02

北ア裏銀座を歩く(2)山小屋の夕暮れ

  <1.赤牛岳とイワギキョウ>
20100723dsc01507b 烏帽子小屋の前は、水晶岳から赤牛岳(写真1.)を経て黒部湖へ下る道、地図に読売新道と名づけられた長い尾根が続いています。イワギキョウの群落との対比は夏の北アルプスに似つかわしい風景です。                

<2.ハクサンシャクナゲ>                            20100723dsc01515b  
 
冬の強風や寒さから守ってもらっているのでしょうか。ハクサンシャクナゲがハイ松の間から花をのぞかせています。

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2010/08/01

北ア裏銀座を歩く(1)イワギキョウの烏帽子岳

      <1.ブナ立て尾根>
20100723dsc01490b 梅雨明けの北アルプスを歩こうと、7月22日22:30分新宿発の夜行バスに乗りました。眼が覚める頃には、信濃大町に着きます。そこから予約しておいたタクシーに乗り、登山口高瀬ダムまで50分です。タクシーの運転手さん、僕が一人で乗るとタクシー代の負担が大きいと考えて、
                                     
                                 <2.イワギキョウの群落>                       
20100723dsc01503b    
 

一所懸命相乗り客を探してくれました一人歩きの登山者は見当たらなく、結局一人でしたが、その思いはとてもありがたく感謝です。
 北ア裏銀座は、7年前還暦の記念に赤いちゃんちゃんこをザックに入れて登ったルートです。喜寿には再度歩こうと思っていたのですが、足腰の衰えないうちにと、繰り上げて登ることにしました。歩くこと5時間、最後の急登のブナ立て尾根、その名の通りブナの巨木が林立しています。ブナの木立(写真1.)は緑葉は明るく、木々の間から青空が透けてみえます。巨木の根っこを枕にしばしのまどろみです。
            

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