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2010/09/20

第五回B-1グランプリ(B級グルメ全国大会)へ

 <味の違いはありやなしや>                        
20100918p1010861b 9月18日本厚木で開催中の第五回B-1グランプリに外食関係の経営者、外食マーケティングの研究者等々縁者5人で出かけました。現地到着10:45分あまりの人の多さに驚いた。この手のイベントにかける日本人のエネルギーも凄いものがある。日本人のエネルギーもまだまだ捨てたもんじゃないと感心した。各県代表43品、全国の市から39品の屋台が勢ぞろい。たかが焼きソバ、餃子におでん、これほど些細な差異を求めて集まる馬鹿馬鹿しいほどのエネルギーがある。おそらく今のアジアの人々にはこういう馬鹿馬鹿しいエネルギーはないのではないか。300円のやきそばを食べるのに、二時間も三時間も並ぶのだ。作る人達も汗まみれになっている。「一分で買って食べたら意味が無い。厚木のイベントで、三時間も並んで食べたのよ!」と、語るまでが情報社会(ポスト産業社会)の商品でありイベントなのだから。二日間で43万人を超えたというからさらに驚きだ。グランプリに輝いたのは「甲府のもつ煮」第四回の厚木のシロコロもモツ、しばらくモツが食材人気になるのだろう。
 馬鹿馬鹿しいと書いたのは生産性原理から遠く外れているということだ。日本の流通、サービスの生産性の低さが喧伝され、働く人々の賃金を削り、日本人の若者が働いてくれない農業分野にも最低賃金で働く、中国人研修生を使い、輸出企業も価格競争力つけると称して、人件費を削りコストを下げて、円高を招く。挙句の果てに、安い労働力を求めて海外へ移転して行く。一方でユニクロ、ニトリは円高を生かしてアジアで作り日本で稼ぐ。
 付加価値を生み出すはずの働く場は、日本人にとっては、どんどん無くなっていく。過去のストックをどんどん食い潰しているのだろう。一方で生産性原理からかけ離れた場に40万人が集うという余裕がある。これがすべてではないが日本の今の光景だ。この馬鹿馬鹿しいこれこそ庶民の贅の極みだろう。
 しかしへそ曲がりの僕としては少々気にかかることがある。八戸から始まったというこのB級グルマの町おこし、今では県や市といった地方公共団体が相当支援し、マスメディアを使い集客しているようだ。NPOのすべてではないだろうが、この手の地域起しのイベントを真似た補助金(税金)狙いの企画が沢山あるようだ。
  経団連は政府に円高介入を迫り、為替差損を税金で回避しようと叫んでいる。上は超大企業から下は庶民まで、税金頼みの大合唱では自立もくそもあったものではない。政治家も官僚も、散々税金で自立心を奪っておいて、さて消費税増税の御旗を掲げる。どうなる日本。

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