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2010/10/16

爽秋の北ア表銀座を歩く(4)天狗池の逆さ槍

  <好天の兆しか槍沢から上昇気流>
20100927dsc023121b 槍ケ岳山荘へ15:00に到着、受付を済ませザックを置いて、槍の穂先に登ります。槍の穂先は一列縦隊で鎖と鉄梯子を伝って登るのですが、一組30名超の中国人ツアー、韓国人ツアーに遭遇、一列縦隊は一列渋滞の喧騒に包まれていました。

   <草紅葉>

20100927dsc023291b  槍の頂上で、若い姉妹に連れられた50代のご夫婦が「子供に教えられて一緒に歩いている」と、いかにも幸せそうな笑顔をみせていたのが微笑ましい。
 夜中に起きて、外へ出てみると、霙は雪に変わり、翌朝の天候が気になってしばし寝床の中で明日の行程を思案していました。
 9月27日朝6:30分幸い外は雪も積もるほどではなく、霧の中を小屋を出る。南岳への稜線を歩くこと30分、槍沢から上昇気流に乗って雲が昇ってきます。これは、好天の兆し、仕舞い込んだデジ一 
とコンデジを取り替えて首からぶら下げて、早速シャッターを押しまくります。

<天狗原分岐振り返れば北穂高岳>
20100927dsc023321b 南岳手前の分岐点、真っ直ぐ直進すれば、大キレット経由北穂高、左に下れば天狗池です。逸る心を抑えて天狗池への道を下りました。
 天狗原の分岐で朝食、振り返ると上昇気流に乗って激しく渦巻く雲の間から北穂高岳の山頂が、見え隠れしています。
 今回の最重要目標は天狗池の秋、その池に映る槍ケ岳を撮ることです。
 <天狗池に映る逆さ槍>20100927dsc023581b         
 誰もいない池の畔でカメラを構えて待つこと一時間、肉眼では微かに池に映っているのですが、シャッターを押しても中々写らない。シャッターを押した者にしか見えない自己満足の一枚を撮り終えたとき、30名を超える日本人の老中ツアーが槍沢から登ってきます。

  <木の間ごしの槍ケ岳>
20100927dsc023712b  入れ替わりに槍沢に向って下り始めると、雲と空とナナカマドの紅葉に変化する槍ケ岳を堪能ししました。こういう風景に出会うと、止められないのは、カッパエビセンだけでなく、山歩きもだなぁと、しみじみ思うのです。
<槍沢から仰ぎ見る槍ケ岳>
                       20100927dsc023771b  
 山頂付近では葉まで色付き始めているナナカマドも500㍍も下るとまだ葉は青々、秋というにはちょっと早いようです。シャッターの音が、もう一度混雑を覚悟で秋の盛りを歩けと囁いていました。た。
<色付くナナカマド>
20100927dsc023871b   槍沢を下るにつれ道々タテヤマリンドウ、薊など夏を惜しむように花が残っていました。昼過ぎになると、今日を初日に上高地から登ってくるパーティとすれ違います。天気予報を聞くと口々に、明日からは崩れると教えてくれます。
 槍の写真に満足したせいもあって、もう一日涸沢を撮ろうという予定を繰り上げて下山することに決め、

<鮮やかな名残の薊>                 20100927dsc023941b_2  横尾から11kmをわき目も振らず上高地へ急ぎました。どうにか最終バスの二本前に到着。小梨平に昨年出来たという銭湯に入り三日間の汗を流し、暮れなずむ梓川をバスの車窓から眺めながら帰路につきました。
 長野新幹線で松本からの便が良くなり、一日早い亭主の帰宅に神さん?眼を白黒。

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