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2011/04/22

緊急のお奨め「原子炉時限爆弾」広瀬隆著

著名 「原子炉時限爆弾」-大地震におびえる日本列島-
       (日本に住むすべての人にいま一番伝えたいこと)
著者 広瀬隆
出版社 ダイヤモンド社
昨日(2011年4月20日)の店頭に平積みになっていました。初版は20010年8月26日です。昨年のこの時期に手にできていない自分が情けないですね。まさかダイヤモンド社の出版だから平積みにならなかったはずはないのですから。
 今の福島原発事故はこの本のごくごく一部の再現です。これを読んで、原子力関連学者の言を信じ、電力会社を信じ、政府を信じ、マスコミを信じてきた人びと、半信半疑で「安全神話」に期待してきた人びとのなかから、原発全廃に賛同する方が一人でも増えることを願っています。
 本書P69頁から転載します。

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2011/04/19

”消費者思考”から”生活者思考”へ

    <消費と生活と>
Photo 1.被災者は消費者ではない
 東日本大震災と福島原発事故で東北地方の人々は大きく傷ついてしまいました。直接被害を受けなかった日本人もテレビ報道の映像が見せる大津波の、なにものをも飲み込んでいく力に、荒ぶる神をみた方も多いのではないでしょうか。また現在進行形の福島原発事故の大惨事に日本人、そして世界の人々は、何をみるのでしょうか。
 様々な影響が経済活動の停滞となって現れ始めています。そのため、多くの経済学者、エコノミストの方々が「消費することが、お金の循環を通して被災者を救援することになる」といった発言を繰り返しています。一見もっともらしく聞こえますが、本当でしょうか?
 地震以前から需要不足(実際は供給力過剰)になっていた日本国内。大企業の収益力は高まっているのに、疲弊していく若年労働者、中小企業、地方といった国内の弱い部分。この弱い部分はまったく変わったわけではないのに、被災しなかった日本人が消費を戻したからといって、被災者の救援に乗数効果が現れるとは、経済学的にも「風が吹けば桶屋が儲かる」式の我田引水に過ぎないのではないでしょうか。 

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2011/04/16

復興資金の出所を未来(次代)に求めない努力をしましょう

復興資金は15~20兆円と試算されています。さらに現在進行中の福島原発の災害補償、原発の廃棄にはどのくらいかかるのか検討もつきません。東電の経営者は初手から責任を放棄しているように見受けます。大半は”国民の未来の税金”で賄うことになるのでしょう。
 太平洋戦争に次ぐ大惨事を国難と表現する人が多い中で、被災地をルポした姜尚中さん(「悩む力」の著者)は、あえて「国難というな『民難』だ」と語っています。そうです。国難といっていると、復興の政策も、施策も「民」から遠いものに摺り換えられてしまうおそれがあります。
 太平洋戦争も、為政者やマスコミに煽られて、日の丸を振って夫を、子供を戦地に送り出し、死なせてしまった母親も”一億総懺悔”といって、責任をあいまいにしてしまいました。福島原発の大惨事、これから繰り返されるであろう、原発事故の悲惨も「成長無くして復興無し」のスローガンによって、「一億艘懺悔」してしまうのではないでしょうか。そうしてはならないとおもうのです。原発を全廃しない限り、再び繰り返す大惨事、日本列島が人の住めない無人の島になるまで繰り返されていくことになるのではないでしょうか。  

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2011/04/15

権現堂は菜の花と桜の饗宴

   <桜堤と菜の花畑>
20110411dsc002991b  幸手の権現堂の桜は、なんといってもこの菜の花畑との饗宴だろう。いずれも優劣をつけ難い圧倒的なボリュームと美しさだ。

                             

                         20110411dsc002771b_2
 さらに若い桜の植林が進んでいるので、後十年もすると、関東一の桜の名所になるのではなかろうか。それでも菜の花の存在は大きい。                     

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2011/04/10

「見たいと欲する現実しか見ない」

<見たいものしか見ない>
Photo_2 現在進行形の福島原発事故の大惨事、恐怖の出来事で、”原発安全神話”の欺瞞をいやというほど見せつけられました。自分自身が己に情けないのは「己がこれほど情報に疎かった(鈍かった)のか!」ということを見せつけられたことです。
  福島原発の工事現場でのずさんな工事とその隠蔽は2002年既に内部告発され、週刊誌で報道されていたし、「地震と津波で日本の原発は壊滅する、しかも日本列島は地震が活発化する周期に入っている」と2005年に国会の公聴会でも取り上げていた。「千年前の貞観地震の巨大津波のことも警告されていた」のに。
 塩野七生さんは、著書ローマ人の物語Ⅵ巻の冒頭をユリウス・カエサルの言葉で語り始めている、「人間ならば誰にでも現実のすべてが見えるわけではない・・・・・・・」己は、これを座右の銘にしてきたはずなのに。

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三毳山の花々

   <葉に映るつぼみ>
20110404dsc002061b2011年4月4日我が家から車で30分のところ、三毳山へカタクリを撮りに出かけました。車の運転のできない僕は、出かけるのも家内のご機嫌次第、自立できないとはこういう状態のことですね。
 例年より一週間遅れて盛りを迎えていますが、自粛(現実はガソリン不足)でフラワーフェスティバルが中止で観光バスは一台もなく、埼玉、東京ナンバーの車が数台来ていました。例年観光バスは、佐野アウトレットとカタクリ鑑賞がコースになっています。
                           <三毳山西斜面のカタクリ>               20110404dsc00218b      
 昨夏の猛暑のせいか、株数は2/3位に減っているようにみえました。朝9時の西斜面にようやく朝日が山頂を越えて入り始めたところで、ほとんどの花はまだ蕾んでいます。張りのある若い葉に蕾みの影をみつけました
              

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2011/04/07

浅草新名所と上野の桜のトンネル

    <浅草新名所>
20110405sc002621b 2011年4月5日お花見に出かけました。家内と上野の夜桜見物が年々の習慣ですが、今年は午後の仕事を前に、愛でることにしました。浅草へ出て、まずは隅田川の観桜です。
 アサヒビールさんの再生のシンボルも当時は、イメージから評判は芳しくなかったように記憶していますが、すっかり青空に溶け込んで金色に輝いています。金色の本社ビルには、建設中の東京スカイツリーが映っています。老若男女桜見物の人々、思い思いに、デジカメ、携帯を構えていました。このスポットはきっと浅草の新名所になるでしょう。

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2011/04/05

節約「すべき」か?消費「すべき」か?

”自粛”という言葉を、広辞苑で引くと「自分で自分の行いを慎む」とあります。    東日本大地震と福島原発事故、一方は天災で、一方は人災ですが、いずれにしろ今日本は戦後最大の危機に直面しています。このような非常時は、人々の心が乱れているので、コミュニケーションは、可能なかぎり、丁寧に!、丁寧に!を心がけないと、情報の送り手の、意図は率直に伝わるどころか、かえって混乱し殺伐としてしまいます。
 お花見の中止もそうです。花見を中止するのではなく、花見のイベントを中止するのでしょう。花は年々歳々、今年も去年と変わりなく自分の都合で咲いています。イベントの主催者は、主催者の都合で中止にすればよく、愛でるひと、愛でないひと、それぞれの都合で、愛でてもよし、気分が乗らなければ愛でなければいいのではないでしょうか。一人ひとりの都合が一人ひとりの価値観の現れなのですから。
 戦後最大の危機で気が立っているのでしょうが、「べき論」で己の価値観を押し付ける風潮は避けたいものです。

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2011/04/02

情報は受け手の都合と送り手の都合

政府、東電、マスコミが発信するの情報の信頼制が揺らいでいます。「なにを信じたらいいのか?」しかし古今東西、情報には「受け手の都合」「送り手の都合」という原則があります。情報の送り手には、送り手の意図(価値観)があり、受け手には受け手の価値観(先入観)があります。お互いに自分の都合なのです。とかく客観的にとか、非常時には冷静に、といいますが、冷静はともかく、「客観的に」はあり得ないのです。お互いの都合があるからです。この原則を踏まえた上で物事を思考しないと、後々弱者は騙された、騙されたと、天を仰いで嘆くことになります。それを後の祭りといいます。送信機にも受信機にも、周波帯があり、増幅器がついていることを認識しておく必要があります。

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