« 「今を生ききる智慧」瀬戸内寂聴・梅原猛著 | トップページ | 花の白馬岳を歩く(1)大雪渓 »

2011/07/30

先人の預言に耳を傾ける

「母なる大地は祖先から譲り受けたものではない。子孫から借り受けたものである」

全国に広がった放射能汚染の牛肉、長年かかって築いた和牛のブランドも福島原発の現場と同じように灰燼に帰してしまいました。放射能汚染した牛は損害賠償の対象になるでしょうが、このブランド価値という眼に見えない資産は経済的評価のできないゆえに価値があるのですから、賠償の対象にはならないのでしょう。この秋収穫されるお米が放射能汚染されていなければよいのですが。すでに昨秋収穫したお米が値上がりしているようです。

熊本の黒豚にも放射能が出たとニュースは報じています。福島で育った豚を、熊本で食肉化して、熊本産と称していたのですから、日本のブランドも元々怪しげなものですね。風評被害と騒いで誤魔化していても思いもかけないことで表面化します。「自己の責任は免れないのかもしれません。
 冒頭の言葉はネイティブ・アメリカン・ナバホ族の壁画に刻まれたものです。己の眼で確かめたものではないのですが、もう20年以上前に読んだ本の中の一節です。「母なる大地」は負債・資本と同じで未来から借りているんですね。
日本列島を「母なる大地」として、子孫に安全安心という利息をつけて返すことができるのか、今、日本人にとって大きな正念場に差し掛かっています。 

|

« 「今を生ききる智慧」瀬戸内寂聴・梅原猛著 | トップページ | 花の白馬岳を歩く(1)大雪渓 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50017/52341979

この記事へのトラックバック一覧です: 先人の預言に耳を傾ける:

« 「今を生ききる智慧」瀬戸内寂聴・梅原猛著 | トップページ | 花の白馬岳を歩く(1)大雪渓 »