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2011/08/21

再びの白馬岳(5)雪渓をトラバースして下山

  <雪渓のトラバース>20110811dsc01057                                         
 8月11日いよいよ下山の日、4:30から露天風呂に浸かって日の出を待ちます。北信五岳からのご来光を湯船の中で拝む。
 迂闊にもカメラを小屋においてきてしまい折角のご来光を逃してしまいました。
 

                              <クガイソウ>         20110811dsc01062b            ここからの下山は幾つかの雪渓をトラーバースしていきます。雪解けが進み雪渓上の踏み後の先にクレバスが大きな口を空けていたりして、同行の二人も幾分緊張気味。
 

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2011/08/18

再びの白馬岳(4)白馬鑓温泉へ

      <雲の上の白馬岳山頂>
20110810dsc01020b_2 9:50分白馬鑓岳山頂に立つと今朝霧の中で何も見えなかった、白馬岳が雲の上に頭を覗かせています。今歩いてきた縦走路が続いているのも、縦走の楽しみのひとつです。Hさんも黒部の谷を隔てた先に自分が登った剱岳を見つけて感激していました。

   <ミヤマアケボノソウ>                      20110810dsc01014b
 白馬鑓岳を下り、天狗の頭への分岐までくると、稜線歩きと別れを告げ、雪田や雪渓をよぎりお花畑の中をひたすら白馬鑓温泉小屋まで標高差600㍍を下ります。
 地味な花で登山者が、見落としてしまうのがミヤマアケボノソウもカメラを向けると気品溢れる美しい花です。

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再びの白馬岳(3)稜線散歩

  <杓子岳から白馬鑓岳への縦走路> 20110810dsc00976b                             8月10日朝起きて外に出ると、山荘は霧の中に包まれ、灯りが流れる霧の中にぼんやり浮かんでいます。今回もご来光は望めそうもありません。
                             <朝露のイワギキョウ>
20110810dsc00984b  それでもかすかな望みを抱いて山頂を目指します。標高2,932㍍の白馬岳山頂は、山荘からわずか15分のところににあります。諦めて山荘に戻るとすでに朝食を取る登山者もなく、三相のスタッフは三人の登山者を待っていてくれました。7:00白馬鑓温泉に向けてのんびりの出立です。
 稜線を歩き始めると、雲が上昇気流に乗って谷底から上がってきます。今日は晴れそうです。
 30分ほど歩き丸山につく頃には、霧の晴れ間から、杓子岳、白馬鑓岳が姿を現します。

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2011/08/15

再びの白馬岳(2)妖しく赤く落ちる落日

 <仰ぎ見る稜線>
20110809dsc00899b 二週間前トラバースした残雪タップリの小雪渓も今日は雪も消えて雪解けの水があちらこちらと流れを作って下っていきます。雪渓の縁のイワギキョウ一斉に太陽に向って高山賛歌の大合唱です。

<イワギキョウ>
                           20110809dsc00906b 小雪渓を過ぎると標高は2,000㍍を超えて高山植物の植生もまた違ったものになっています。この辺り角の取れた丸い巨岩があちこちに点在しています。氷河に削られ丸くなった岩肌にも削られた後が残ってます。巨岩の上は明日白馬鑓岳へと縦走する稜線です。

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再びの白馬岳(1)大雪渓から葱平へ

   <大雪渓を登る同行二人>
20110809dsc00876b 8月9日再び白馬岳を歩くことになりました。リタイア記念に北アルプスに登りたいと、同い年の従兄弟を案内して二週間前に登ったばかり。
 今回は多摩大学大学院の縁者Tさん、Hさんと同行ですTさんも北アルプス初挑戦。初の北アルプス登山、僕のお奨めはなんといっても白馬岳なのです。

    <ミヤマコウゾリナ>                    20110809dsc00887b 豊富な高山植物が咲き乱れ、残雪の白と、ハイマツの緑の稜線、一度歩いたらきっと虜になります。
 同行の二人、全長4㎞の大雪渓、軽アイゼンを装着して、急斜面を一歩一歩踏みしめて登って行きます。雪面を渡る涼風に汗も吹き飛んでしまい、苦しいけれど踏み出すピッチは快適な足取りです。
 雪渓のルート上もあちこちに大きな岩が点在しています。隕石ならぬ今年の落石、これからの二時間は油断ができません。
 

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2011/08/04

花の白馬岳を歩く(5)白馬大池畔

   <チングルマ>
20110726dsc00834b 白馬大池は雪解けの水を集めた透明度の高い澄んだ池です。周囲は雪田が残る湿地帯、高山植物が豊富なところです。ハクサンコザクラ、タテヤマリンドウが群落を作っています。チングルマは盛りを過ぎていますが、まだ花をつけた株が残っていました。

<白馬大池畔>                       20110726dsc00848b

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2011/08/03

花の白馬岳を歩く(4)ココマクサ

     <コマクサ>20110726dsc00805b                                        
 コマクサは外の草花が生えない砂礫に自生しています。近年保護が行き届いてきたのか北アルプスの縦走路のあちこちで群生しているのを見かけるようになりました。といっても登山道から遠かったり、開花期と少しずれてしまったりと花の盛りを捉える機会に恵まれません。

<小蓮華岳>                        20110726dsc00809b      
 今日のこの一株は滅多に出合えないシャッターチャンス、縦走路の真ん中に小石で周囲を囲って保護されていました。朝露が煌く葉、ピンクの色も鮮やかです。しかしよく見ると、なるほど、馬面をしています。駒草なんです。
 今日の最後のピーク小蓮華山2、769㍍の三角錐も整った姿で映っています。

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「山河破れて国あり」-公に不信、亀裂は深刻-8月3日、日経新聞「文化」欄から

8月3日日経新聞「文化」欄で作家五木寛之さんが語っています。3・11は第二の敗戦、8・15の第一の敗戦では「国に敗れて山河あり」杜甫の詩を想起しますが、この第二の敗戦では「山河破れて国あり」と。
 太平洋戦争の敗戦では日本中の都市という都市は、理不尽な無差別爆撃で灰燼に帰しました。福島原発崩壊による敗戦は、緑の山河も都市も見た目には破壊されていませんが、放射能汚染は日本中に広がり、日本列島の生きとし生けるものはこれから後、長きに渡って放射能という目に見えない恐怖と共に生きていくことになります。

  

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花の白馬岳を歩く(3)縦走路の花々

      <アズマギク>
20110726dsc00789b
山小屋の夜は21:00消燈、心地よい酔いと疲労で熟睡、宿泊者も少なく、ゆったりとした一夜です。朝は3:00頃からみなさん、ごそごそと蠢き始める。天候を確かめに外へ出ると、生憎の雨。標高2,932㍍の山頂に20分とご来光を仰ぐには絶好の位置にある山小屋ですが、4:47分の日の出は拝めそうにありません。

                                 <イワベンケイ>                      20110726dsc00791b ご来光を諦め出発を一時間遅らせて5:00に山小屋をでます。山頂に着くと雨も上がり雲も上空に上り始めました。アズマギク、イワベンケイが露をまとって咲いています。イワベンケイは咲き始めたばかり、花も葉も初々しく、その名を想像することはできません。きっとかの弁慶も頭を青々と剃った頃はこの花のように初々しかったに違いありません。

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2011/08/01

花の白馬岳を歩く(2)小雪渓から白馬山荘へ

    <ウサギギク>
20110725dsc00742b 葱平の岩場を30分ほど登ると、小雪渓をトラバースする地点に着きます。花弁が兎の耳に似ているとか、ウサギギクが咲いています。花の種類と数の多いのもこの山域の大きな魅力です。

                            <イワギキョウ>                       20110725dsc00727b_4     

 大自然の神の生け花なのでしょうか、登山道を塞いでいる岩の割れ目にもイワギキョウの花が咲いています。

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