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2012/08/01

栂池高原から五龍岳へ(3)小蓮華岳からのご来光

      <黎明の白馬大池>
20120725dsc02670b第二日2:00周囲のいびきを背中にそっと忍び足で山小屋を出る。夜空は満天の星、標高2,400㍍は星々は大きく数も多い。この季節天の川が流れている。 
 白馬大池池畔から標高2,769㍍の小蓮華山まで2時間額につけた懐中電灯を頼りに歩く。

                                             <越後から昇るご来光>
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これから二時間歩く尾根道が、NHKのドラマ「坂の上の雲」のエンディングの尾根道だ。坂の上の雲ではなく、星を見上げながら歩く。4:00小蓮華山に着く。三脚をセットして、湯を沸かし朝食を食べながら、4;45分の日の出を待つ、流石に山頂の風は強く寒い。

   <タカネノシロツメクサ>
20120725dsc02694b 小蓮華山から三国境を経て標高2,932㍍の白馬岳までおよそ1.5時間の行程、今年GWに6名の遭難者が出たところだ。北アルプスが、日本海からせり上がる最北の山域、日本海でたっぷり水蒸気を含んだ低気圧が最初にぶつかる山域、大量の雪が降る。だからこの季節も残雪が多く、高山植物の宝庫でもあり、あるきがいのある山域なのだ。

                               <霧のお花畑>
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今年のGWも低気圧で吹雪かれ、遭難した。ここは10月上旬も吹雪かれると遭難者が出る山域、ここで吹雪かれると山頂の小屋まで60分あと一歩、と歩いているうちに身動きが取れなくなるのだろう。
        

 

       <雷鳥>
20120725dsc02699b_2僕自身も10月上旬ここより大分南に下った常念山脈の尾根で吹雪かれたことがある。その日もここで遭難者が出た、たしかツアーの山行者だったと記憶している。        報道番組は口々に「無謀登山」と囃子立てるが、それほど山の遭難は単純ではない。死者にインタビューする以外に本当の状況はわからないのだ。遭難者も語るだろう「想定内だった」と。遭難するときは、自分の右足で左足を踏んで転落することもある、上を歩いている登山者の思いもかけぬ落石にあたることもある。企業経営でも、いかなる大企業といえども、倒れるときは倒れる、山歩きも、経営も安全神話は成り立たない、すべては「想定内」のことなのだのだから。
 ご来光の写真とともに白馬岳の写真を撮るはずだったが、あいにく白馬岳山頂は雲の中、山頂の小屋に泊まった登山者はこのご来光を拝むことはできないのだ。
 雷鳥のつがいが餌を探して歩いている、すでに雛は巣立ったのだろうか?それとも生まれなかったのだろうか。

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