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2012/10/11

涸沢から奥穂高岳・前穂高岳を歩く(3)奥穂高岳から吊尾根

    <朝日に金色の岩壁>
20121005dsc03139b10月5日5:00山小屋を出る。まず標高3、190㍍日本第三位の山奥穂高岳まで標高差700㍍を登る。歩き始めて30分朝日が昇り始めると、北穂高岳の岩壁がまるで黄金の塊のように金色に輝きはじめる。思わず駆け寄ってツルハシを振るいたくなる。

<横尾谷から湧き上がる昇龍>                            20121005dsc031523b

 横尾の谷からは、真っ白い龍が昇ってくる。この龍が一日の好天を約束してくれている。涸沢から奥穂高岳への登山道はザイテングラードと呼ばれている、この道もこの時期金色に輝いている。

 

     <真紅のナナカマド>

20121005dsc03159b涸沢はナナカマドの鮮やかな赤に思わず息を呑む、

                            <奥穂高岳眼下にジャンダルム>               20121005dsc03169b

穂高岳山荘着8:30分、予定はここに泊まることになっているのだが、奥穂高岳山頂まで残すところ一時間、このペースなら、一日予定を詰めることもできそうだ。とりあえずザックを担いだまま山頂を目指す。山頂で再考すればいい。
 標高3,190㍍快晴の山頂は、遠く富士山、南アルプスまで一望、北穂高岳を前景に槍ヶ岳、日が高くなった無雪期の岩峰は、被写体としてはあまり、撮影意欲が湧かない。

<振り返れば吊り尾根の先に奥穂高岳>
20121005dsc03179b奥穂高の山頂でこのまま進むか、山小屋に戻って、明朝出直すか迷うこと30分、ここから先岳沢ヒュッテまで岩場の難所が続いている登山者もまばらだ。
岳沢ヒュッテに泊まれば、無理な行程ではないので、好天の今日難所を歩いてしまったほうがよさそうだと、迷った挙句、吊り尾根を歩き出す。

 

<最低鞍部の先に前穂高岳>                20121005dsc03180b

30分ほど歩いて振り返ると吊り尾根がペーパーナイフのように青空を切り裂いている。その先が奥穂高岳。前を見ると吊り尾根の最低鞍部へルートは下っている。その先に前穂高岳3,090㍍の鋭角なピークが突き立っている。穂高連峰は岩の殿堂だ。紀美子平から前穂高岳山頂を往復するのだが、諦めて先を急ぐことにする。重太郎新道を2時間下り、15:30分岳沢ヒュッテに辿り着く。明日はここから上高地へ2時間の下り、樹林帯をのんびり下る。
 

 

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コメント

今井康子さんコメントありがとうございます。
>奥穂から前穂の鋭い北尾根を眺めてみたいというのが
 本当に奥穂から眺める吊り尾根から前穂高岳への稜線は、ナイフブリッジという名にふさわしい岩峰です。奥穂経由のほうが格段に楽です。重太郎新道の登りはキツそうです。
 涸沢から屏風の耳を歩いたのですね。僕も一度は歩いてみたいと、徳沢で思い出して急遽新村橋を渡りました。歩く人も少なく静かな一日を過ごせました。

投稿: 懐中電灯→今井康子さんへ | 2012/10/13 09:49

神戸常雄さんコメントありがとうございます。
積雪期の穂高連峰を踏破されたんですね。僕には想像を超える世界です。せめてと老中の楽しみに北八ヶ岳を歩くのがやっとですが、老中の身、気ままに歩けることに感謝です。RAW画像の現像も時に思い掛けない映像になり楽しみです。
>10/14までカレッタ汐留B1のAd Museum
 今日明日と地方へ出向いてしまい。尋ねることができません。とても残念です。

投稿: 懐中電灯→神戸常雄さんへ | 2012/10/13 09:36

お久しぶりです。素敵な涸沢・穂高の錦繍絵巻を拝見しました。実は9月下旬に涸沢ヒュッテから屏風の耳まで上り、徳沢へ下りましたが少々早かったのです。4年前に奥穂へ登った時は視界利かず何も見えず、リベンジをと思いながら果たせずにおります。好天に恵まれ吊り尾根、重太郎新道をご無事に踏破されおめでとうございます。奥穂から前穂の鋭い北尾根を眺めてみたいというのが古希を迎えた私の夢です。
 過日の燕山荘談も懐かしく、また白馬縦走ブログも圧巻で、元気をいただきました。これからもご自愛なさり、情報をお届けください。楽しみにしております。

投稿: 今村康子 | 2012/10/12 14:21

天候に恵まれたようで、奥穂頂上を無事踏まれて良かったですね。涸沢のナナカマドは実にすてきだ!と思いました。小生も以前、家内と冬に白出谷に挑戦し、滝谷を横目で見ながら登り切り、穂高小屋に1泊したあと釣尾根から重太郎を上高地へ下った日のことを思い出しました。他に誰もいない奥穂は印象的でしたが、釣尾根は積雪のラッセルで面倒でした。これからも無理をされず、山歩きでのご多幸を祈りあげます。蛇足ですが10/14までカレッタ汐留B1のAd Museumでの「日本のCM」展に小生のかつての実績と小生写真が小パネルで掲示されております。お元気で。以上

投稿: 神戸常雄 | 2012/10/11 10:29

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