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2013/01/12

冬の北八ヶ岳(1)夏沢鉱泉から硫黄岳山頂

    <赤岳・権現岳・阿弥陀岳>
20130109dsc03423b2013年1月9日9:08分JR中央線茅野駅に着くと、山小屋夏沢鉱泉の車が待っていてくれる。今日は平日とあってか我々二人貸切だそうだ。
 途中山の神神社でタイヤに鎖を装着して山道へ入る。昨年はここから雪上車に乗り換えた。今年は正月明けから雪が少ないという。

                             <硫黄岳山頂に立つ同行者Tさん>
                       20130109dsc03442b
山小屋に着くと早速身支度をして、標高2.764㍍硫黄岳を目指す。途中夏沢峠までは、緩やかな樹林帯の中をスノーシューを楽しみながら登る。
  夏沢峠でスノーシューをアイゼンに変え歩き出すと樹林帯を抜けた標高2,300㍍付近から強風に晒され飛んでくる氷片と寒さで頬は感覚がなくなってくる。這いつくばるように下を向いてひたすら登る。親しい友人は、単なるマゾだと笑うばかり、この時ばかりは、たしかにマゾには違いないと自分でも思う。

   <南八ヶ岳主峰>
20130109dsc03445b1時間半登り切ると山頂には、赤岳鉱泉から登ってきた登山者が二人が戻っていくところだ。我々二人でこの雪の山域を独占。同行のTさんも寒さを忘れ大歓声。
 Tさんはよほどの晴れ男となのだろう、過去の山行でも雪に降られたことがない。それほど日頃の行いがいいとは思わないのだが(笑) 

 

                            <北八ヶ岳の山域>
                       20130109dsc03454b_4
   南八ヶ岳の主峰が一望だ。左から、横岳、盟主赤岳、権現岳、阿弥陀岳と続いている。小屋ヶ岳と皮肉に語られる山域だが、この厳冬期だけは、登ってくるのは厳しいけれど、この静寂を独占できる。大自然の眺望のいいところは、いかに独占しようが減らない、むしろこうやって同行者を伴うと二人分に増えている。
 3.11は赤岳直下の赤岳鉱泉からこの阿弥陀岳を見上げていたことを想いだす。足掛け二年、大津波の災害、福島原発事故の惨状、第二次安部政権はすでに忘れて原発維持、経済最優先とはしゃいでいる。しかしそんなことも忘れるほどここは静かだ。
 長居は無用と下山。下山は急斜面に立つので、這いつくばるわけにもいかない、自ずから前方が開けている、夏沢峠から北を北八ヶ岳と呼ぶ、明日はこの山域を手前の樹林帯の箕冠山、双耳峰の天狗岳を越えることになる。
 夏沢峠で遅めの昼食とあって、一食のラーメンを分けあって、胃袋を小屋の夕食に残しておくことに。17:00山小屋に戻り温泉に浸かる。ここは標高2,000㍍の山小屋でありながら厳冬期の今も温泉に浸かる贅沢が楽しめるとっておきの山小屋なのだ。氷点下20度の寒さとのアンバランスもまたひとしおだ。                 

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