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2013/08/04

薬師岳から黒部五郎岳を歩く(2)黒部五郎こや屋へ

   <太郎平>
20130724dsc04016b2013年7月24日4:30分身支度を整えて小屋の外に出る。濃い霧に包まれて視界は効かないが、夜が明け始めヘッドランプは必要なさそう。昨日登ってきた道を太郎平まで下ることになる。
 雨の心配もありカメラもザックの中に仕舞いこんだまま下ることに。




                         <黒部五郎小舎コバイケイソウ>

20130724dsc04031b
 谷から昇ってくる霧が深く、太郎平の伸びやかな山肌が見え隠れしている。
 太郎小屋の前で携行食で朝食を取る。今日は一日雨の中を歩くことになりそうだ。天候の良い日は口笛も出そうな尾根筋なのに今日は。(涙、涙、涙)
      

<雲ノ平を前景に薬師岳>

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 雨が激しく降り続く、この10年来初めての経験だ。登山道がすっかり水路になって靴の中で指が泳いでいる。10:00山小屋で一緒だったイギリス人の一行に追い抜かれた。もう前後に人影はみえない。
 10:00を過ぎる頃になると雨具も役に立っていないのではと思うほど全身びしょ濡れ、たったまま休むのだが、歩いていると気づかない寒さに震える。


                          <笠ヶ岳>
                        20130724dsc04036b黒部五郎岳山頂へ往復30分の黒部五郎の肩にたどり着く、前回はここにザックをおいて山頂を往復、大パノラマを満喫した山頂だ。今日はそれどころではない。濡れた身体に吹き付ける雨と風で一気に体温が下がる。最後の腹ごしらえを済ませて、黒部五郎の圏谷へ下ることに、小屋まで残り1.5時間だ。
 15:30分やっと小屋に辿り着く。5年前は13:30分にここを通過したはずだから、この5年でかなり足腰が弱くなったようだ。悪天候もあってかちょっと弱気に成る。
 天候は、昨日と同じパターンだ、夕方になると雨もやみ周囲の山々がみえるようになる。薬師岳の手前に雪田を抱いた雲ノ平が見える。この残雪なら、高山植物の最盛期は8月の上旬になるのだろう。こういう梅雨の明けない年は花々の宝庫になるはずだ。2週間後の再チャレンジを夢想する。
 小屋の裏に回るとコバイケイソウの群落の奥に明日の目標、笠ヶ岳が見える。明日の天候次第だが。
 

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