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2013/08/26

映画「風立ちぬ」を観て-

「風立ちぬ」は堀辰雄の小説を想像して、といっても微かにしか記憶に残っていないのだがタイトルからは気がすすまなかった、だが宮崎駿監督作品とあっては観ないわけにはいかない。
 映画館を後にして家内と首をかしげることしきりだ。「監督は何をいたいのか?」小川のせせらぎ、紙飛行機を運ぶ風の匂い、映像は相変わらず繊細で美しい、堀越二郎と菜穂子若い二人の愛情も細やかで美しく、その純愛に、枯れたはずの老中の僕も、思わず胸キュン、涙がホロリだ。しかし?しかし?
 この、きな臭い日本の今ここで、宮崎駿フアンのひとりとして、まさか戦争を美化し、ゼロ戦を美化したとは思いたくない自分がいる。 

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2013/08/13

薬師岳から黒部五郎岳を歩く(4)下山(新穂高温泉へ

   <ショウジョウバカマ>
20130726dsc04108b2013年7月26日7:00さあ名残惜しいが下山。麓の温泉と生ビールを思い浮かべながら歩き出す。残雪の消えた湿地にショウジョウバカマがにょきにょきと頭をだし花をつけ始めている。








                           <雪渓を背にツツジ>
                      20130726dsc04115b_2

雪渓を見上げると何やら赤い花が見える。道を外れ5分ほどごろごろの岩を登っていくとたった一本ツツジが咲いている。残雪の雪に映える赤がやけに眩しい。

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2013/08/11

薬師岳から黒部五郎岳を歩く(3)三俣蓮華岳から鏡平へ

       <ハクサンシャクナゲ>
20130725dsc04040b2013年7月25日5:00黒部五郎小舎を出る。ガスって視界はないが雨がないだけでありがたい。今回の山行は昨日の雨ではや諦めの心境だ。カメラもザックの中だ。

 
                                                                            <アオノツガザクラ>
 20130725dsc04045b7:30分標高2,841㍍三俣蓮華岳山頂に着く。山頂は霧の中周囲の山々はまったく見えない。ご来光の綺麗な山頂なのに。山頂直下まで残雪が残っている、                    
                         
             


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2013/08/04

薬師岳から黒部五郎岳を歩く(2)黒部五郎こや屋へ

   <太郎平>
20130724dsc04016b2013年7月24日4:30分身支度を整えて小屋の外に出る。濃い霧に包まれて視界は効かないが、夜が明け始めヘッドランプは必要なさそう。昨日登ってきた道を太郎平まで下ることになる。
 雨の心配もありカメラもザックの中に仕舞いこんだまま下ることに。




                         <黒部五郎小舎コバイケイソウ>

20130724dsc04031b
 谷から昇ってくる霧が深く、太郎平の伸びやかな山肌が見え隠れしている。
 太郎小屋の前で携行食で朝食を取る。今日は一日雨の中を歩くことになりそうだ。天候の良い日は口笛も出そうな尾根筋なのに今日は。(涙、涙、涙)

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薬師岳から黒部五郎岳を歩く

    

<ニッコウキスゲ>

20130723dsc03991b2013年7月23日7:00富山側の薬師岳への登山口に降り立つ。天気予報の悪いときにきてしまった。関東の梅雨明けが早かったので、高山植物の開花期を心配したからだ。

 
                               <キヌガサソウ>       20130723dsc04003b_2登り始めて一時間雨具を身につける。途中ニッコウキスゲの群落に出会う。今朝咲いたばかりなのだろう雨露の滴る瑞々しい花だ。花の寿命は一日だそうだ。でも次代、次次代の蕾が控えている。12:00太郎平に到着。周囲の山々は雨雲の中だ。霧雨の中非常食を頬張って、薬師岳への道を登る伸びやかな太郎平から薬師岳への道へ入ると雪解けの水を集めた沢筋にキヌガサソウに出会う昨年の白馬のものと比べると心持ち小さい、まだ若いのだろうか

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2013/08/03

今読む堤未果著「(株)貧困大陸アメリカ」

書 名 「(株)貧困大陸アメリカ」
著 者 堤未果
出版社 岩波新書
 著者の今回のルポは主としてアメリカの農業の現状です。P105に「遺伝子組み換え作物で消費者の健康や環境に被害が出ても、因果関係が証明されない限り、司法が種子の販売や植栽停止をさせることは不可とする」とあります。2013年3月28日、オバマ大統領の署名によって成立した法案の一節です。別名”モンサント保護法”というのだそうです。巧妙に包括予算割当法案の中の第735条として紛れ込ませて成立させているといいます。
 日本人がこの一節を読んだ瞬間に、この一冊すべてを読む義務を負うのではないでしょうか。今回の参院選挙で日本国民は、己の投票行動の如何にかかわらず安倍政権に長期安定政権のお墨付き与えてしまいましたから。ねじれているからこそ参議院の存在価値があるにもかかわらず、「ねじれは悪いこと」というプロパガンダに洗脳されて。

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