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2013/10/20

錦繍の燕岳(1)<饗>

    <忽然と槍ヶ岳現る>
20131005dsc04281b2013年10月5日8:00燕岳登山口標高1,462㍍に立つ。今回の登山はいつもと違って、登る山も今日の日程も5月に決めていました。そしてなにより違うのは同行者が二人、お一人は元禄時代から続く造り酒屋の十四代目当主、お一人は学生時代から起業するという根っからの企業家魂の持ち主、40代前半の元気な若手経営者です。

                                <燕岳-北アルプスの女王->         
                             20131005dsc04280b         
 そして山上の燕山荘での饗宴は創業92年の燕山荘三代目当主の四人です。いかなる経営談義がはじまるやら、楽しみです。
 燕山荘は北アの山小屋で顧客満足度No,1、もう一度泊まりたい山小屋No.1の顧客サービスです。同行の若い経営者には刺激的な話題になりそうです。    

  <饗(もてなし)のお酒>
20131005dsc04276b 
 白雲棚引く燕岳を背景に立つ二本のお酒が山上の饗宴を取り持つ大吟醸」とブルーベリーワインです。ともに同行の十四代目若き当主が自らつくったお酒ですから、贅沢な一夜が期待できそうです。大吟醸の名前も「饗(おもてなし)」、もちろん東京五輪招致にあやかったわけではありません。彼の名誉のため、念のため。
  

    <雷鳥>
20131005dsc04260b天気予報は芳しくなかったのですが、雨に降られることもなく13:30分燕山荘に着く。ザックを下ろして往復一時間の山頂標高2、763㍍を往復、周囲はすべて雲の中でなにも見えない、天気予報が外れて雨に降られなかったのが幸いか。

                             <錦繍の表銀座縦走路>
 
 20131005dsc04299b      
 16:00、山小屋の前、槍ヶ岳がみえるはずのテーブルに陣取って生ビールで乾杯を始めた途端、雲がどんどん下がっていく、高気圧が張り出して天候が回復する兆しです。雲は標高2、000㍍付近まで下がって、烏帽子、野口五郎、鷲羽、三俣蓮華、双六、笠ヶ岳と裏銀座の縦走路が細く、黒く帯のように連なって見え始め、そしてその左に、槍の穂先が雲の中に浮かび始める。ビールを飲むのも忘れて立ったまま見入ってしまいます。同行の二人、初の北アルプスでこの絶景に逢うとはなんたる幸運。見えなかった諦めていたものが忽然と現れるとは、はじめから有るよりうれしいですね。
 北アルプスの女王、初恋の山と称される燕岳も肩口から薄衣を脱ぎ落とすように姿を露わしてきます。気のせいか艶めかしく見えてきます。
 この日を選んだわけはこの錦繍の北アルプスの美しさ、表銀座縦走路も金色に輝いて、おいでおいでと誘っています。明日下山するのはなんとも口惜しい。 
 
                       

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